フランスのサッカーリーグで主審が選手の足をキック、その後正式に謝罪
フランスで行われたサッカーの試合で、審判が選手の足を蹴ったとして、出場停止の処分が下された。
衝突して倒れた主審が選手の足をかける
この前代未聞ともいえる出来事が起きたのは、1月14日に行われた「パリ・サンジェルマン対ナント」との試合において。
後半のアディショナルタイムで、ナントのディフェンダーであるDiego Carlos選手が、主審のTony Chapron氏と接触。そのはずみでChapron氏は転倒してしまう。
しかしその後、このことに腹を立てたChapron氏は、思わずCarlos選手の足をキック。その様子がカメラでもはっきり捉えられていた。
#Ligue1 Tony Chapron suspendido "hasta nueva orden" https://t.co/BY0ApX7PLL pic.twitter.com/oVHLSO6env
— Ricardo González (@RicardoGZK) 2018年1月16日
この後、Carlos選手は主審に対し抗議。しかしChapron氏は、その抗議に対しCarlos選手に2枚目のイエローカードを出し、退場処分にさせた。
Tony Chapron, "l'arbitre-tacleur" n'officiera plus avant le 8 février (au moins) https://t.co/rMjZ3oCNBi pic.twitter.com/OkeO2mZn8f
— Mediavor (@MediavorFR) 2018年1月18日
やがて両チームの選手が加わってグランドが騒然となるも、まもなく時間が来て試合は終了。結局「ナント」は「パリ・サンジェルマン」に対して、「1対0」で負けてしまったそうだ。
その後、Chapron氏は正式に謝罪を表明。「Carlos選手と衝突した時、最近ケガを抱えていた部分に鋭い痛みを感じた。恐ろしい反射で足を伸ばしてしまった。この行為は不適切だった。この行動を謝罪したい」と語ったという。
このようなことがあるとは意外です。