人口減少に悩まされるイタリアの小さな村、家を135円で販売すると発表
イタリアの村が家を1ユーロ、日本円にして約135円で販売することを発表し、話題を呼んでいる。
著しい人口減少に悩まされてきた村
家を1ユーロで販売することを発表したのは、地中海西部に位置するイタリア領サルデーニャ島のオッロラーイという村。
オッロラーイではここ50年間の人口減少が著しく、50年ほど前の人口が2250人であったのに対し、2016年末には1300人を切るほどに。現在では数百以上もの家が空き家として打ち捨てられ、村はゴーストタウン化する懸念があるという。
このような現状に危機感を抱いた村は、外部の居住者を呼び込むため、村内の200もの家を1ユーロで販売することを決定。
家の購入には条件が付随されており、購入の際には3年間で家を修復しなければならず、これにかかる費用は2万5000ドル、日本円にして275万円もの額が見込まれるという。
しかしCNNが伝えるところによると、既に3軒の家が売却済で、さらにイタリア国内外含めて100人以上もの人が家の購入に関心を寄せているという。
この計画の目標は村の文化を守ることにあるそうです。それにしても135円とは安いですね。