コカ・コーラ、日本国内限定で初のアルコール飲料を販売すると発表
コカ・コーラが日本限定で同社初のアルコール飲料を販売すると発表し、話題となっている。
コカ・コーラ初のアルコール飲料は日本限定!
今回コカ・コーラの日本支社によって日本限定で販売されることになるのは、缶酎ハイ。
コカ・コーラが125年の社史においてアルコール飲料を販売するのは、非常に珍しくユニークな試みであるといえる。
同社はかつても1970年に年代にワイン事業を開始。コカ・コーラ初のアルコール飲料事業として注目を集めていたが、6年後には事業から撤退している。
他方、コカ・コーラの日本支社で社長を務めるJorge Garduno氏は、海外諸国と比較した日本市場のユニークさを指摘した上で、同社におけるアルコール飲料の販売は日本のみに留めるつもりであるとしている。
米国では売り上げが減る炭酸清涼飲料水
一方、昨今消費者の健康志向が強まるにつれ、コカ・コーラやダイエット・コカ・コーラのような飲料は敬遠されがちとなってきた。
Beverage Digestによると、米国では2016年に炭酸清涼飲料水の売り上げが1.2%減少。1985年以来最低となっていたという。
アルコール飲料の販売は、そんな中でも日本市場において新たな消費者層を獲得するための戦略とみられ、コカ・コーラの日本支社で社長を務めるJorge Garduno氏は「我々の市場における(アルコール飲料への)試みは筋が通ることだ」としている。
どんな商品が登場するのか楽しみですね。