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100万頭に1頭の確率、非常に稀な角が3本ある鹿の撮影に成功

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Facebook/Steve Lindberg

趣味で野生動物の写真を撮っている米国の元州議会議員が、3本のツノを持つ珍しい鹿の姿を捉え、話題になっている。

 

ミシガン州の自宅に近い森で

 

ミシガン州議会議員であるSteven Lindbergさん(75才)は、ペットのシーズー犬を連れて、カメラ片手に森の中を歩き回るのが趣味だそう。

 

先週末も、同州マーケット市にある自宅からさほど遠くない森に出かけ、野生動物の写真を撮っていた。

 

森に入るとすぐに、めったに撮れないカワウソの写真が撮れたので満足していたところ、「鹿を見つけた」とLindbergさんは海外メディアに話している。

 

いつも撮っているのと違う動物を見つけるのは、結構大変なんです。そうすると、次に鹿を見つけました。

 

木立の間を動き回る鹿を、カメラで上手く捉えるのは難しい。Lindbergさんは撮影に集中していて、鹿のツノが3本あることに気づかなかったそうだ。また、近くには別の雌鹿がいたので、そちらに近づき過ぎないようにしながらベストなアングルを探したという。

 

3本のツノに気づいたのは、帰宅して写真をパソコンで見た時だった。

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Facebook/Steve Lindberg

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Facebook/Steve Lindberg

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100万に1つの例

 

この鹿のツノについて、海外メディアから意見を求められた大型動物専門の獣医・Steve Edwardsさんは「100万に1つ」の非常に珍しい例だと言っている。

 

ミシガン大学で野生動物の生態を研究するJohn Bruggink教授によれば、ツノが生える時期に骨に傷がついた場合、通常とは違う生え方でツノが生えてくることがあるそうだ。

 

また、ツノが生え替わる時期に、古いツノが抜けずに残ってしまうと、3本目のツノになるケースもあるらしい。

 

いずれにせよ「3本のツノは非常に稀なこと」とBruggink教授も言う。

 

海外メディアによれば、2本以上のツノがある鹿はこれまでにも報告されており、古くは1965年に、頬骨からツノが生えた鹿が発見されている。(了)

 

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