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ちょっと不気味…ウクライナの上空にキノコ雲が出現

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Facebook/ДСНС України

先日、ウクライナの上空にキノコの形をした雲が出現し、当局が住民に心配しないよう呼びかける事態となった。

 

チェルノブイリから96kmしか離れていない

 

そのキノコ雲が目撃されたのはウクライナの首都、キエフの上空とされている。

 

キエフチェルノブイリから60マイル(約96km)弱しか離れておらず、この雲を目撃した人々が、ソーシャルメディアに写真を投稿したという。

 

キエフの住人であるMaxim Volokhさんは、ジョークとして「プーチンが新しい核兵器の実験をしているのか?」と投稿したそうだ。

 

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Facebook/ДСНС України

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正体は『かなとこ雲』

 

このネットでの状況を見たウクライナの非常事態局は、これらの写真をシェア。住民らを安心させるよう、次のように投稿した。

 

「この雲は『かなとこ雲(積乱雲)』と呼ばれる珍しい形をしたものです。よって心配する理由はありません。これまでもキエフやOblast、Vinnitsaの街でもこのような雲が発生しました。これは強い上昇気流で運ばれていく水蒸気によって形作られた密度の濃いタイプの雲です」

 

この雲の多くは非対称になっているが、稀に対称に形成され、キノコのような形になるという。

 

またこの雲は雷を引き起こし、時には竜巻を発生させ雹を降らせることもあるが、どんなに強い風が吹いてもその場に留まるそうだ。

 

一方、核爆弾によるキノコ雲は、約1時間後には風によって形が崩れ、霧消していく傾向にあるという。(了)

 

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