人間に助けられ母親と再会する子ヤギ、駆け寄っていく姿が感動的
フィリピンで、群れからはぐれた子ヤギを救い、世話をする動画が撮影され、注目を集めている。
溝に落ちた子ヤギを救出
この動画を撮影したのは、フィリピン人の男性・Ken Arceoさんだ。
9月9日、彼の妹（または姉）たちは、迷ったヤギの子供が溝にはまって鳴いている姿を発見。その子ヤギを救出したという。
しかし子ヤギを1匹だけ残していくいわけにも行かず、その後Kenさんの家族が自宅へ連れ帰ることに。
そしてKenさんらは、子ヤギに「Shawarma」という名前をつけて、24時間世話をし始めたそうだ。
ミルクを与え、一緒に眠る
子ヤギはミルクを飲みたがってTシャツを吸おうとしたため、Kenさんは頭の位置を変えてボトルから飲ませることに成功したという。
また子ヤギを眠りにつかせようとするも、うまくいかず、薄い布をかけてあげた所、やっと眠りについたとか。ただ夜中に再び起きてしまったため、暖める必要があることに気付き、そばに付き添ってあげたそうだ。
このようにして24時間子ヤギを世話したKenさんらは、翌朝「Shawarma」の飼い主を探そうとするも、雨のために村へいけなかったとか。そのため夕方4時になって、代わりにヤギの群れを探すことに。
すると偶然、人が付き添っていないヤギの群れを発見。Kenさんらが群れの前に子ヤギを立たせると、「Shawarma」は声を上げながら母親の元へ駆け寄っていき、再会を果たすことができた。
この動画はもともとFacebookやRedditに投稿されたようだが、9月10日にYouTubeにアップロードされた後には、25万回以上も再生され、多くの人々が「感動した」とのコメントを寄せたという。（了）
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