ナイジェリアの航空機で緊急脱出用ドアが落下、会社側は乗客を非難するが異論も
ナイジェリアの航空機のドアが着陸後に、外れて落下するという恐ろしい事態が起き、原因についてさまざまな憶測を呼んでいる。
乗客がドアを開けようとしていた?
その航空会社とは「Dana Air」。当時、機体はLagosという街からAbujaという街へ飛行しており、目的地の空港へ着陸後に緊急脱出用のドアが落下して、外は丸見えになったという。
「Dana Air」側は、この事故の原因が整備ミスであるという見方を否定。乗客らが開けようとする意識的な行為なしには、ドアの落下はありえないと主張しているそうだ。
しかし乗客の1人はBBCの取材に対し、搭乗していた乗客の全員がドアをこじ開けようとしたことを否定している、と語っているとか。
実際にLagosに住む乗客の1人、Dapo Sanwoさんは次のように語っているという。
「フライト中は床のパネルから振動が伝わってきて、とてもうるさかったんです。私は緊急用のドアの掛け金が緩み、ぶら下がっているのに気づいたんです」
「着陸した時、機体は駐機場所へ向かって地上走行していました。私はバッというような爆発音を聞きました。続いて風が押し寄せ、騒音が響いたのです。私は恐ろしかったです」
「キャビンクルーは、乗客がハッチを引っ張ったと言おうとしていました。皆はそれを否定していましたが。その後、クルーたちは私たち乗客に写真やビデオを撮るのをやめさせようとしたのです」
Flew Dana. Exit door was unstable throughout the flight. As we touched down it fell off. Scary stuff. pic.twitter.com/eDtTlNi2TZ
— Ola Brown(Orekunrin) (@NaijaFlyingDr) 2018年2月7日
真実はまだわからないようですが、大きな事故にならずによかったですね。サイトには動画もありますので、ぜひ。