イルカが尾ビレで魚をキック!獲物を捕まえるテクニックがスゴイ
イルカが獲物の魚を蹴り上げて、捕食するという技術を持っているのをご存知だろうか。
フロリダ州の海で撮影
イルカといえば知能が優れた動物として知られているが、アメリカではそれを裏付けるような賢い方法で魚を食べる姿が撮影された。
その様子が目撃されたのは、フロリダ州のセント・ピーターズバーグ。撮影したのはカヌーメーカーの「See Through Canoe」のメンバーで、彼らはフェイスブックページでその動画を公開した。
そこにはイルカが尾ビレで獲物の魚を蹴り上げ、宙に飛ばした後、弱ったところを捕食する様子が映っていた。(下の枠を押すと、動画が再生されます)
蹴られた魚は気絶するか、ケガをする
動画をよく見ると、イルカは獲物が逃げようとする所を、素早く反応し、尾ビレに来た時に、蹴り上げているのが分かる。
「See Through Canoe」によれば、宙に飛ばされた魚が海面に落下した際には、たいてい気絶しているか、傷ついているかしているため、その後簡単にイルカが捕食できるという。
また「See Through Canoe」では、動画を撮影した日、イルカが少なくとも15回も魚を宙に飛ばすのを見たと語っており、簡単にこなしているように見えたそうだ。
しかもイルカは単に獲物を捕るためだけでなく、楽しみながら尾ビレで蹴り上げていたとか。
実際、魚を飛ばした後には、イルカたちが時折笑っているような声を上げていたからだ、と伝えている。
またイルカはソナーを発し、獲物や対象物の大きさや材質だけでなく、形状まで把握できるという。
それにしても、このようなテクニックを使うとは、想像以上に知的な生き物だと言えるにちがいない。(了)
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