アフリカで非常に珍しい模様をしたシマウマの子供が見つかり、注目を集めているという。
ツアーガイドの男性が撮影
そのシマウマが目撃されたのは、ケニアにある「マサイマラ国立保護区」。
発見したのは、「Matira Bush Camp」と呼ばれる施設でツアーガイドをし、写真家でもあるAntony Tiraさんだ。
彼は先週、マラ川付近で観察していたところ、なんと水玉模様をしたシマウマの子供を発見したという。
Tiraさんはその後も近づいて観察し続け、この模様がメラニン異常によって引き起こされたと結論づけたとのこと。※下のリンクを押すと、動画が見られます。
マサイマラでは初めての例
アルビノ(白化)とは反対の「メラニン沈着(黒化)」とは、皮膚内で暗い色素のメラニンが生成されることで引き起こされるそうだ。
「Matira Bush Camp」の野生動物専門家のParmale Lemeinさんは「マサイマラにおいて、このような珍しい模様をしたシマウマが発見された記録は、これまで一度もありません」と語っている。
もっともアフリカにある他の国立公園では、珍しい模様をしたシマウマの目撃例はあるとか。ただいずれの子供も6カ月も生き延びることはできなかったという。
このシマウマの発見によって「マサイマラ国立保護区」には、多くの観光客が一目見ようと押し寄せているそうだ。(了)
ブックマークは本サイトと連携しています。
おすすめ記事