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CTスキャンの中を見たら、恐ろしい速さで回転していた!【動画】

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YouTube/Morten Hjordt

CTスキャンのことは、おそらく多くの方がご存知だろう。あのドーナツ型の装置の中に入ったことがある方もいると思う。

 

CTスキャンは、人の体の輪切り画像を撮影する装置。X線照射装置を、寝ている人の周りに回転させながら、細く絞ったX線のビームを体に当てる。

 

人体を通過したX線は反対側のセンサーで検出され、デジタルデーターとしてコンピュータに送られる。そして最終的には、私たちが目にする人体輪切りの画像となる。

 

この装置の見た目は巨大なドーナツのよう。何の変哲もない白いカバーに覆われており、その中で起こっていることは、普段人目に触れることがない。

 

それを露わにした動画がYouTubeに投稿され、ちょっとした話題になっている。9月16日の投稿日から現在までに、48万回以上再生されている。

 

猛スピードで回転する重量級の機械

 

youtu.be

動画の投稿者は、デンマーク・ヴァイレ市の病院に勤務する放射線技師のMorten Hjordtさん。映っている機械は、日本のキャノンメディカルシステムズが製造するCanon AquilionというCT装置。

 

病院のCT装置に小さな故障があり、修理技術者がカバーを取り外した時に撮影させてもらった、とHjordtさんはコメントしている。

 

動画では3段階のスピードで装置が回転しているが、最後が最高速であるそうだ。

 

専門技師もめったに見れないもの

 

Hjordtさんは病院の放射線技師として、フルタイムで勤務している。レントゲン撮影やエコー(超音波)撮影も担当するが、メインの仕事はCTスキャンだという。

 

そんなHjordtさんでさえ、CT装置の中身は珍しかったそうだ。

 

CT装置がカバーなしで回るのを見たのは、これまで仕事をしてきてこれが初めてです。

これほど完璧にバランスのとれた機械を作ってしまう人間のテクノロジーは凄いものだと思いました。その進歩に驚かされます。

 

 

彼は海外のネットメディアにこう話している。

 

それにしても、あのドーナツの中がこんなことになっていようとは……(了)

 

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