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世界一巨大なコックリさんの文字ボードが、魔女の町セーラムで完成

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Instagram/talkingboardhs

コックリさんという占い(あるいは一種の降霊術)は、西洋にもある。日本では文字や数字を書いた紙を使うが、西洋ではアルファベットを印字した専用のボードがあり、ウィジャボードOuija board)/トーキングボード(Talking board)などと呼ばれている。

 

今月12日、魔女狩りで知られた米国マサチューセッツ州セーラム市の男性が、1年がかりで自作した世界最大のウィジャボードを披露した。

 

ボードに乗ってコックリさんができる

 

セーラム市内の公園で公開されたそのウィジャボードは、面積が294平方メートル、重さが4,082キロ(約4トン)ある。99枚の合板で作られており、表面の仕上げに使われた塗料やペンキは75.7リットルだそう。

 

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西洋では、硬貨の代わりに「プランシェット」と呼ばれるハート形の駒が用いられるが、この巨大ボードにもそれが付いている。あまりに大きいので、指先を当てるだけでは足りず、参加者が両手でしっかり持たなければならないようだ。鉛筆を差し込んで、絵や文字も描けるようになっている。

 

もともとウィジャボードは、1982年に米国のパーカー・ブラザーズ社が占いゲーム用品として発売したもの。今回作られた巨大ウィジャボードのデザインは、その当時のものをベースにしているそうだ。

 

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記録を破るために1年かけて手作り

 

怪獣ゴジラに掛けて「ウィジャジラ(Ouijazilla)」と命名されたこのボードは、ウィジャボード(トーキングボード)の歴史を研究するセーラム市の団体「Talking Board Historical Society」で副会長を務めるRick Schreckさんの手作り。

 

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海外メディアによれば、Schreckさんは2016年のギネス記録を破るために、タトゥアーティストという本業のかたわら、1人で黙々とウィジャジラを作って来たそう。

 

現在ギネス記録に認定されている巨大ウィジャボードは、ペンシルベニア州Windber市のグランド・ミッドウェイ・ホテルの屋上にある面積121.01平方メートルのもの。Schreckさんのウィジャラは面積294平方メートル。まだギネス非公認だが、余裕で世界最大と言える。(了)

 

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