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行方不明の子供を空撮カメラマンが赤外線ドローンで捜索、トウモロコシ畑の中で発見

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Facebook/Sherburne County Sheriff's Office

今月16日、行方不明になっていた米国ミネソタ州の男の子が発見された。

 

大がかりな捜索でも発見できなかった子供を見つけたのは、ドローンカメラマンが個人的に飛ばした赤外線カメラ付きドローンだった。

 

600人が出動した捜索

 

行方不明になっていたのは、ミネソタ州シャーバーン郡に住むEthan Haus君(8才)。10月15日の午後4時10分頃、学校から帰ったEthan君は飼い犬を連れてどこかに遊びに行き、それきり行方がわからなくなった。郡保安官事務所はEthan君の写真をFacebookに掲載して、近隣住民に情報を求めた。

 

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その後の捜索活動には地域ボランティアの積極的な協力があり、警察や消防を含め総勢600人以上がEthan君を探し回ったという。だが、それでも行方は分からなかった。

 

そこでアイディアを出したのが、地元の写真家であるSteve Finesさん。彼は仕事で使っているドローンに赤外線カメラを付け、それを飛ばせて上空からEthan君を探した。捜索隊が入って行けない沼地などもこれなら探せる。また、赤外線カメラは人の体温を感知するので、肉眼では見えない姿も分かる。

 

彼がFacebookに公開した赤外線写真には、一列になった人たちが一斉に決まったパターンで歩いて捜索する様子が写っている。

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トウモロコシ畑で発見

 

Ethan君が犬と一緒に発見されたのは、日付が変わった深夜1時50分。場所は自宅から2.4キロメートルほどしか離れていない、広大なトウモロコシ畑だった。

 

Steveさんは、ドローンのカメラで子供と犬を見つけた時のことをこう話す。

 

「それ(赤外線カメラに映った影)は奇妙な形をしていました。けれど、何となく犬のように見えたのです。それで、私と一緒にいた保安官助手が人を手配し、そこに何があるかを見に行かせました。

彼らが男の子を救助するのを(赤外線カメラの映像で)見たとき、私は喜びの声を上げたと思います。周りの人たちも大声で叫んでいました。」

 

Steveさんが見たその映像は、保安官事務所のFacebookにアップされている。(下のリンクを押すと動画が見られます)

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(了)

 

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