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亡き父の携帯にメッセージを毎日送り続けた娘、4年後初めて届いた返信で知る真実に感動

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Flickr_Reputation Temp

大切な人を亡くす悲しみは、誰もが経験したくないであろう辛いもの。
もう会えないという現実に向き合えず、立ち直るのに時間がかかる人もいるだろう。

 

米国で、父親を亡くした女性が4年もの間、毎日父親の携帯番号にメッセージを送り続けていたところ、ある日来るはずの無い返信が届いたという。

 

その返信で明らかとなった事実に、世間から驚きと感動の声があがっている。

 

亡き父の4回忌の前夜にメッセージを送る

 

米国南部アーカンソー州に住む Chastity Pattersonさん(23歳)は、4年前に最愛の父を亡くした。

 

しかし、彼女はその後も父親の携帯番号に毎日メッセージを送り、日々の生活の出来事を報告していたそうだ。

 

そして今月24日(木)、Chastityさんは1通の長いメッセージを送った。翌25日は父の4回忌となる日だった。

 

「ハイ、パパ。私よ。明日はまた辛い1日になるわ!」

「パパを亡くして4年だけど、パパを思わなかった日は1日も無いわ。」 

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Facebook/Chastity Patterson

女性に届いた初めての返信

 

Chastityさんはこの4年を振り返り、思いを綴った。

 

癌を克服したこと、大学を卒業したこと、失恋したこと(もしパパがいたら彼を殺していたでしょうね、と付け加え)…。

 

返事が決して届くことはない、そう分かっていながらもChastityさんは、自身の思いを込めて父親へメッセージを送った。

 

すると驚くことに1件の返信が届いたのである!

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Facebook/Chastity Patterson

返信に書かれていた真実とは

 

「親愛なる貴方へ、僕は君の父親じゃないんだけど、これまでの4年間全てのメッセージを受け取ってきたんだよ。」

「毎朝、毎晩、君からのメッセージを楽しみにしていたよ。」 

 

差出人はBradさんという男性だった。彼は2014年の夏に娘を交通事故で失ったのだという。同じような時期に、彼らはそれぞれ大切な人を亡くすという辛い経験をしていたのだ。

 

そしてBradさんは偶然、Chastityさんの父親の電話番号(携帯)を取得。以来、彼女からのメール(ショートメール)を受け取り続けてきたという。

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Facebook/Chastity Patterson

「君からのメッセージは僕に生きる術を与えてくれた。」

「いつも神からのメッセージだと思っていたんだ。」

  

Bradさんは、これまでChastityさんを傷つけないようにとの思いから返信しなかったことを詫び、他の誰よりも彼女の成長を見守ってきたと告げた。

 

「君は人並み外れた素晴らしい女性だよ。僕の娘も君のような女性になってほしかったね。」

「毎日近況を知らせてくれてありがとう。娘は亡くなったけど、神は私に貴方を与えてくださった。」

「本当に君を誇りに思うよ!」 

 

ネット上で「感動する」と話題に

 

Chastityさんが自身のFacebookにこのメッセージのやり取りを投稿したところ、瞬く間に話題となり、数日で4万件以上のリアクションが付き、シェアは30万件を超えた。

  

「なんて感動する話なんだ。」

「泣き過ぎて頭が痛いわ、シェアしてくれてありがとう。」

「君は既にイタリアでも有名人だよ。」

 

後日Chastityさんは改めてコメントし、予想外の大きな反響に驚くとともに、温かいメッセージやシェアしてくれた人たちへ感謝の気持ちを記している。

 

またBradさんも、彼女からのメッセージをこれからも楽しみにしていると述べている。神が引き合わせた2人の交流が今後も続くことを願う。(了)

 

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