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自動運転のテスラ車が、道路横断中のアヒル家族を一瞬で避ける【動画】

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YouTube/Kfp Prep

自動運転中のテスラ・モデル3が、道路を横断しようとするアヒルの家族を見事に避ける様子が撮影された。

 

車載カメラが捉えたこの映像は、11月11日にYouTubeで公開され、これまでに3万4000回以上視聴されている。

 

肉眼ではほとんど分からないアヒルたち

 

動画に映っているのは、自動運転で走行するテスラ車から見た道路の様子。障害物のない見晴らしのいい道路を、一定のスピードで快適に走っている。

 

ところが緩やかなカーブにさしかかったところで、左側の草むらからアヒルの家族が出現。道路を渡り始める。

youtu.be

テスラ車には、自動運転のために8つのカメラが搭載されているが、そのうちの1つがアヒルたちを感知。システムが一瞬のうちに彼らを避けた。

 

その後はすぐ元の車線に戻り、また一定スピードで走行を続ける。

 

動画を見ると、木立の影に紛れてアヒルたちの姿はよく分からないが、0:39〜0:40のあたりで一時停止してみると、画面左下に1羽の親と数羽の子が確かに映っている。

 

車を運転していたオーナーによれば、アヒルたちはすべて無事だったそう。

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YouTube/Kfp Prep

進歩中の自動運転システム

 

テスラの自動運転システムは2014年にモデルSに搭載され、その後、モデル3、モデルXにも採用された。これは、自動車自身がハンドルを切り、アクセルやブレーキを操作するという完全な自動運転システムで、自動運転モードの時は、ドライバーは何もする必要がない。

 

だが、自動運転の信頼性については今ひとつという部分があり、「自動で車線変更した後、何の理由もなくシステムが急ブレーキをかけたので、後ろから追突されそうになった」という例や、「隣の車線にひどく遅い車がいると、それを感知して急ブレーキをかけてしまう」という例が、海外メディアに取り上げられている。

 

その一方、動画に映っているようにアヒルの家族を避けた例や、「夜道で不意に鹿が飛び出してきたとき、ドライバーが反応するより速く、自動運転システムがブレーキをかけて衝突を防いだ」という例もある。

 

自動運転システムは、まだ発展途上と言えるだろう。テスラ社は、ハード面でもソフト面でも、アップグレードや新規の調整を継続して行なっているそうだ。(了)

 

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