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「母親が銃を撃ち父親を殺した…」女優のS・セロンが過去を告白

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Instagram/charlizeafrica

南アフリカ出身の女優、シャーリーズ・セロンさん(44)が、過去に自身や母親に起きた悲劇を赤裸々に語った。

 

父親がドアに向けて3発も銃を発射

 

セロンさんが、アメリカの公共ラジオネットワーク「NPR」に語ったところによれば、彼女が10代の頃、父親のチャールズ・セロンさんから殺されそうになったことがあるという。

 

1991年のある日、父親はひどく酔っぱらっていて、銃を手にしながら家に戻ってきた時には、すでに歩けない状態だったそうだ。

 

セロンさんと母親のGerdaさんはベッドルームいたが、父親はその部屋のドアを押して、無理矢理入ってこようとしていたとか。

 

そのためセロンさんと母親は内側からドアに寄りかかり、父親が部屋に入れないよう押さえていたという。

 

その後、父親は数歩下がり、ドアに向かって3発も銃を発射。しかし奇跡的に、2人には弾は当たらなかったそうだ。

 

母親が拳銃で父親を撃つ

 

しかしその後、母親のGerdaさんは自身が所有していた拳銃を取り出し、父親のチャールズさんに向けて発砲。父親は死亡した。

 

その後、Gerdaさんは不起訴となる。というのも発砲が正当防衛とみなされたからだ。

 

セロンさんは、家庭内暴力についての意識を高めるためにも、自分の過去の悲劇を話すのは決して恥ずべきことではないと語っている。その上で次のように語ったという。

 

「この種の暴力、家庭内で起きる暴力は、私が多くの人々とシェアしたいことです。そのことを話すのを恥ずかしがってはいません。多くの人とこれらのことを話すほど、私たちは1人ではないと、より気づくからです」

 

セロンさんによれば、彼女の父親は長い間アルコール依存症であり、それが自宅で取り返しのつかない状況に導いたという。(了)

 

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