オーストラリアの山林火災を3次元で可視化、イメージ画像が話題に
クリエーターが作ったオーストラリアの山林火災を示した立体イメージ画像が、注目を集めている。
3次元可視化をしたイメージ画像
その画像を制作したのは、主に写真の加工を専門にするクリエーターのAnthony Hearseyさんだ。
彼は昨年12月5日から今年の1月5日までの、NASAのFIRMSという火災に関する衛星データを使用。
山林火災が起きている個所を強調した「3D visualization(3次元可視化)」を行い、画像を作り上げた。
全てが現在も燃えているわけではない。
これは写真ではなく、あくまでもイメージ画像になる。実際、この画像で赤く映っている場所全てが、現在も燃えているわけではない。
また縮尺もレンダリングの陰影によって、多少誇張されている箇所があるという。
ただし基本的には、NASAのウェブサイトからの情報に、忠実になっているそうだ。
この画像はSNSに「写真」として投稿されて、多くの人々の注目を集めたが、Hearseyさんは「写真」であることを否定。情報源や製作過程を伝え、「編集したもの」であると明らかにした。
このような形で表現されると、オーストラリアの被害の大きさがよく分かる。一日も早く火災が収束することを祈りたい。(了)
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