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「早くおいでよ!」コヨーテとアナグマが仲良くトンネルをくぐる貴重映像

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Twitter/Open Space Trust

コヨーテとアナグマが仲良く、動物用のトンネルを通って行く、珍しい動画が公開されている。

 

野生動物の移動調査で撮影

 

この動画を撮影したのは、非営利の環境保護団体である「Peninsula Open Space Trust」の研究者たち。

 

彼らはアメリカのカリフォルニア州にある、サンタ・クルーズ・マウンテンズに生息する動物たちの移動を知るために調査を行ったという。

 

研究者たちは、観測エリアに50以上のリモートセンサーがついたカメラを設置。すると道路を安全に越えられるように作られた動物用のトンネルの前に、コヨーテとアナグマが現れたそうだ。

 

コヨーテは、まるでアナグマに道を教え、「早くおいでよ」とでも促すようにして、一緒にトンネルに入っていった。

協力して狩りをする

 

そもそも科学的な調査や、ネイティブ・アメリカンの記録でも、コヨーテとアナグマは協力して狩りをすることが確認されているという。

 

実際、彼らは協力することで、地上にいるリスなどの獲物を、より簡単に捕まえることができるそうだ。

 

しかし今回の動画のように、コヨーテとアナグマが一緒にトンネルを潜っていく姿は、非常に珍しいとか。

 

撮影されること自体珍しいアナグマ

 

そもそもアナグマは多くの時間を、地中で過ごすことを好み、カメラで撮影されること自体が稀な種の1つだという。

 

またコヨーテが、このトンネルのような狭い空間を通って移動していくのも珍しいそうだ。

 

「Peninsula Open Space Trust」のMatt Dolkasさんらは、これらの調査で収集された情報をもとに、野生動物が安全に道路を横断できるエリア、またはそれが必要とされているエリアを特定するために、データの構築を行っているという。(了)

 

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