switch news

不思議、面白い、感動…一歩先行く、海外のニュースをお届けします。

【インド】ロックダウンのおかげ? 200km離れたヒマラヤが、街から見えるようになった

f:id:switch-news:20200413090822j:plain

Twitter/TjSingh@covsinghtj

新型コロナ対策のロックダウンのおかげだろう、インドの街から、それまで見えなかったヒマラヤ山脈が見えるようになった。

 

ツイッターには、驚嘆の声が写真と共に多数投稿されている。

 

200km離れた街から

 

インド北部パンジャーブ州商業都市・ジャランダルに住むHarbhajan Singhさんは、ロックダウン9日目になる4月3日、自宅から200km先のヒマラヤ山脈が見えたので驚いた。ツイッターにこんな投稿をしている。

 

「ジャランダル市の私の家の屋上から、一度も見たことがないDhaulad(h)ar山脈が…こんなことが起こるとは想像もしなかった…我々の汚染が母なる地球にどれだけのインパクトを与えているか、それをはっきり示す出来事だ」(Dhauladhar山脈はヒマラヤの中の山脈の一つ)

 Singhさんはインドで有名なクリケット選手。海外メディアからこの投稿についてインタビューを受け、周囲の空気が「明らかにきれいに」なり、これまで「決して見えなかった」ヒマラヤが見えるようになっていると話す。

 

見えた」という投稿多数

 

ヒマラヤを見て驚いたのはSinghさんだけではない。ジャランダル市に住む他の人たちからも、多くの写真が投稿されている。

パンジャーブ州ジャランダル市の私の家から見た素晴らしい眺め、ヒマーチャル・プラデーシュ州にあるDhauladhar山脈だ。大気汚染が減り、空気がきれいになったからだ。その理由は21日間のロックダウンしかない。

 

今朝、目を覚ましたジャランダル市の人々は、皆とても驚いた。過去30年間目にしたことのないものを見たためだ。

彼らの目の前にあったのは、ヒマーチャル・プラデーシュ州にあるヒマラヤ・Dhauladhar山脈の雄大な姿。(大気)汚染レベルが著しく低下した。

 

ロックダウンで空気がきれいになったせいで、ヒマーチャル・プラデーシュ州にあるDhauladhar山脈の勇姿が、ジャランダル市から見えるようになった。こんなことがあり得るなんて、思ったこともなかった! 最初の写真は一眼レフカメラで、2枚目はモバイルフォンのカメラで撮ったもの。

 

パンジャーブ州の大気汚染が減ったので、ジャランダル市からヒマラヤ山脈が見える。美しい眺め。

(了)

 

ブックマークは本サイトと連携しています。

 このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ記事

switch-news.com

switch-news.com