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ちょっと恐ろしいのですが・・・高圧電線にぶら下がる少女 拡散された動画は本物だった!

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Twitter/@sushiaftergym

高さ15mの高圧電線にぶら下がった子供が助けを求めて声を上げている——インドネシアSNSで拡散されたこんな動画が、本物であることが分かった。動画が撮影されたタンゲラン市当局が事情を説明した。

 

ジャワ島で撮られた動画

 

話題になった動画は、インドネシアのジャワ島西部・バンテン州タンゲラン市で撮られたもの。4月17日に投稿されてから、インドネシアツイッターで多くの人にシェアされた。

 

 

 

映っているのは高圧電線にぶら下がって叫ぶ子供の姿だ。現地メディアによれば、この子はタンゲラン市に住む9才の女の子だそう。動画中に聞こえる甲高い声はこの子のもので、「助けて! もう掴まっていられない。降ろして」と叫んでいる。

 

タンゲラン市防災庁は動画が投稿された翌日、映っている出来事が実際にあったことを認めた。市内の高圧線架設現場で16日の午後に起きたことだった。

 

架設中だった高圧電線

 

この高圧電線は架設工事中で、鉄塔から鉄塔へ架け渡されている最中だったらしい。防災庁のKosrudin氏は現地メディアにこう話す。

 

「女の子は、電線が設置されている途中だったことを知りませんでした。電線がまだ低い位置にある時にぶら下がってしまったのです」

 

工事作業員はそれに気づかず電線を吊り上げ、少女はどんどん高くなって行くのが恐ろしくなって手を放せず、結局15m上まで行ってしまった。

 

周囲には近隣住民が集まり、騒ぎになったそう。近くの家からベッドのマットレスが持ち出され、電線の下に置かれた。その上に少女は落ちたとKosrudin氏は言う。少女に大きな怪我はなく、すぐ病院に運ばれたとのことだ。

 

電線を架設したインドネシア電力国有会社(PLN)の支局長は、この件についてメディアを通して謝罪し、架設工事現場の管理体制を今後強化すると述べた。また、工事現場やその周辺では遊ばないよう、特に親たちは小さな子供を遊ばせないように、と注意を呼びかけた。(了)

 

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