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ビーチにいたポルトガルの大統領、海で流された2人の女性を救助

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Twitter/VOA

驚くことにポルトガルの大統領が、海で困難な状況に陥っていた女性らの救助を手伝い、注目を集めている。

 

大統領自ら泳いでいき、救助を手伝う

 

ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領(71)は現在休暇を取っているのだが、8月15日には南部にあるAlgarveビーチを訪れていたという。

 

その時、ビーチから少し離れた沖合で、転覆したカヤックに2人の女性が捕まり、潮に流されているのを目撃。

 

やがて大統領は自ら海に入り、泳いで女性たちのところまで行き、救出活動を手伝ったそうだ。その時の動画はネットにも投稿されている。

 

 

 

となりのビーチから流されてきた

 

もっとも、2人の女性のもとにはすでに1人の男性がたどり着いており、またジェットスキーに乗っていた男性も彼女らに近づいていたという。

 

その後、ジェットスキーに乗っていた男性は、カヤックを引っ張り岸まで寄せ、2人の女性もその後救助されたという。

 

ソウザ大統領は、ジャーナリストらのインタビューに答え、「彼女たちは別のビーチから流されてきた」と語ったそうだ。

 

実際、女性たちは隣のあるビーチから強い潮の流れによってAlgarveビーチまで流され、大量の水を飲み、カヤックに登ることも、または泳ぐこともできなかったという。

 

なぜ大統領が海にいたのか?

 

そもそもソウザ大統領は、観光業を促進するためにこのビーチに来ていたという。

 

ポルトガルの経済は観光業に大きく依存しており、今回の新型コロナのパンデミックによって観光業界は大きな打撃を受けていたそうだ。(了)

 

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