switch news

不思議、面白い、感動…一歩先行く、海外のニュースをお届けします。

人の顔にマスクを撃ちつける銃、アメリカならではのワイルドなコロナ対策

f:id:switch-news:20200822073434j:plain

Twitter/Allen Pan

新型コロナウイルス感染症の脅威が続く中、マスク着用の重要性が各国で叫ばれている。しかし、アメリカでは、個人の自由の意識が強いせいか、今でもマスクを着けない「アンチ・マスカー(anti-masker)」と呼ばれる人が多くいるようだ。

 

この問題を、銃で解決しようとしたユーチューバーがいる。銃で脅してマスクを着けさせるのではない。弾の代わりにマスクを撃ち出す銃を発明したのだ。

 

強制的マスク銃

 

それはどんなものか……発明者本人によるデモンストレーションを見るのが一番手っ取り早い。ツイッターインスタグラムに動画が投稿されている。

 

 

撃ち出されるマスクには、紐の4ヵ所に重りとなる磁石が付けられている。これらが同時に高圧の二酸化炭素で撃ち出される、という仕組みだ。撃ち出された重りは四方に広がり、マスクが人の顔に張り付いた直後に後頭部に絡まる。重りが顔を直撃すると危険なので、照準用のレーザーで正確に狙いをつけるようになっている。

 

www.instagram.com

 

これを作った動機について、発明者のアメリカ人ユーチューバー・Allen Panさんはこんなふうに言っている。

 

マスクをしないといけないのに、していない人が多いと思うんです。それで、我々に何ができるのか、僕自身に何ができるのかを考えました。マスクの重要性を動画で面白おかしく伝えるのも一案ですが、そういう動画は良いものがすでに沢山あります。それに、その種の動画に効果があれば、今頃はマスクをする人がもっと増えていると思うのです。

 

Panさんは工作系のユーチューバー。得意な機械工作の技を活かして、マスク銃の開発に至ったそうだ。

 

アメリカ的な解決法

 

この動画を見た人たちからは、「銃を使うのは最もアメリカ的な問題解決法だ」という声が上がっている。確かに、アメリカ以外の国では、マスク銃などという発想は生まれなさそうだ。

 

Panさんは、もちろん冗談でだが、ホームレスの人たちに家を撃ちつける銃や、子供に向かって教科書を撃つ銃を、これから作りたいとツイートしている。(了)

 

ブックマークは本サイトと連携しています。

 このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ記事

switch-news.com

switch-news.com