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超レアな「青いトノサマガエル」、小学生が発見し鳥羽水族館で展示

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Twitter/鳥羽水族館

日本の水族館に、非常に珍しい青い色をした「トノサマガエル」が持ち込まれ、展示されることになった。

 

小学生が田んぼで見つけた

 

その水族館とは、三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」だ。

 

水族館によれば、この「青いトノサマガエル」は三重県松阪市船江町に住む小学生が、8月22日に近くの田んぼで捕まえたものだという。

 

この「トノサマガエル」は背中が青く、小学生はその色に驚き、「是非、鳥羽水族館で展示して多くの人に見て欲しい」として水族館に寄贈したそうだ。

 

「青いトノサマガエル」は1匹、大きさは2.5cmほど。オスかメスの区別は不明で、まだ子供だとされている。

 

なぜ青く変色したのか?

 

鳥羽水族館」のベテラン飼育担当者は、「今までに青いアマガエルは時々持ち込まれ展示したことはあるが、青いトノサマガエルは記憶にない。この機会に是非見て欲しい」と話しているという。

 

しかしなぜ、このような青い色に変色したのだろうか?

 

鳥羽水族館のホームページによれば、カエルの体色は表皮と真皮の間の3層に配列する色素胞(色素細胞)によるもので、各層の色素異常により青色や皮膚が透けて見える個体が生まれることがあるという。

 

また、このような色彩変異のカエルは年に幾例か報告があるそうだ。

 

さらに今回トノサマガエルが青色になった原因は、一番上に位置する黄色素胞に異常があった為と推測されるが、はっきりとした原因は分かっていないという。

 

水族館にとっても珍しい、青い色のトノサマガエル。近くにお住まいの方は、この機会にぜひ水族館を訪れてみてはいかがだろうか。

 

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