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見事な形をした「レンズ雲」、ニュージーランド上空でパイロットが撮影

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YouTube/Storyful Rights Management

ニュージーランド上空で、パイロットが見事な雲を目撃し、その様子を撮影した。

 

サウス・アイランド上空を飛行中に目撃

 

この映像が撮影されたのは先週末、場所はサウス・アイランド上空とされている。

 

撮影したのはGeoffrey Beckettさん。彼は当時「ATR 72-600」と呼ばれる飛行機に乗り、クライストチャーチから南下し、インバーカーギルの町へ飛行していたという。

 

そして上空1万8000フィート(約5500m)に達した時、不思議な姿をした雲を発見。その様子を撮影した。

 


New Zealand Pilot Wows With 'Stunning Shot' of Lenticular Cloud

「最も印象的な雲」

 

Beckettさんはこの時の映像を8月29日にツイッターに投稿。ニュージーランドの気象局の専門家も珍しい雲だとして驚いたとか。

 

Beckettさんによれば、これは「レンズ雲」と呼ばれ、当時上空では強風が吹いており、これにより完全なレンズの形になっていたという。

 

また彼は「20年間飛行機に乗っていますが、今まで見た中でもこれは最も印象的な雲です」と語っている。

 

「レンズ雲」は凸レンズの形をしたのが特徴で、やはり風が強い時に起きやすい。

 

また、雲は上昇気流によって風の波頭の所で作られ、下降気流によって消滅し、それを繰り返しているため、雲が同じ場所に留まっているように見えるという。(了)

 

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