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リアル風船おじさん現る、52個の風船をつけて高度7000mに到達

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YouTube/David Blaine

アメリカ人の冒険家が、風船だけをつけて高い地点に到達したとして、注目を集めている。

 

ヘリウムの入った気象用風船

 

その冒険家とは、David Blaineさん(47)。彼は9月2日、アリゾナ州のグレート・ベイシン砂漠で、数多くの風船を体につけて空へ浮かぶ準備を行った。

 

その風船はヘリウムガスに満たされた気象用のもので、52個も体に身につけたBlaineさんは、やがてゆっくりと上空へ浮かび上がったという。

 

当初は高度1万8000フィート(約5500m)まで到達することも期待できなかったが、彼は2万4900フィート(約7600m)まで到達。その後は降下を始め、高度7000フィート(約2100m)でパラシュートを開いて、地上へと降り立った。

 

これは「Ascension(上昇)プロジェクト」と呼ばれ、当時の様子はYouTubeライブ配信されたそうだ。

 

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YouTube/David Blaine

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YouTube/David Blaine

「世界で最も信じられない光景だ」

 

Blaineさんは、風船で空を舞うという夢を実現するために、これまで500回も飛行機からのスカイダイビングを経験。さらに熱気球のライセンスも取得し、風の流れのパターンを学んだという。

 

また当初はニュージャージー州とニューヨークの間を流れるハドソン川の上空で、この試みを行う予定だったが、風が予想できなかったため、諦めざるを得なかったとか。

 

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YouTube/David Blaine

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YouTube/David Blaine

風船にはカメラも取り付けられており、Blaineさんは上空に達した時、「世界で最も信じられない光景だ」と叫んだという。

 

その後、彼は無事に地上へ戻ったが、やはり体内の酸素が不足する低酸素症や低体温症にも直面したと言われている。(了)

 

※風船で飛ぶ場面は1分56秒頃から

 


David Blaine Ascension

 

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