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めったに沿岸部に姿を現さないシロナガスクジラ、豪の近海で目撃される

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Instagram/seansperception

オーストラリアのシドニー沿岸で、非常に珍しいシロナガスクジラが確認され、その写真も撮影された。

 

ニューサウスウェールズ州の沿岸で確認

 

シロナガスクジラが目撃されたのは先月、場所はニューサウスウェールズ州の街、Maroubraの沿岸部だという。

 

そして9月4日、同州の国立公園野生動物保護局(NPWS)は、目撃されたクジラがシロナガスクジラであることを確認。非常に稀なことだと述べている。

 

シロナガスクジラは地球上で最も大きな動物であり、沿岸に近づく姿は滅多に見られない。そのため今回の目撃も、恐らく約100年間で3回目になるという。

 

またMaroubraの近海で目撃されるのも、今回が初めてだとか。

 

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目撃例が少ないため情報も少ない

 

NPWSのAndrew Marshall氏によれば、今回発見されたシロナガスクジラは、長さが25m以上、体重は100t以上もあった可能性があるという。

 

このような巨体にも関わらず、滅多に目撃されないのは、海の遥か沖合で暮らす傾向があるからだとか。

 

またシロナガスクジラは広く分布しているようだが、目撃数が少ないために、主要な生息地や季節による移動(移住)についてのデータも非常に限られているそうだ。

 

しかし今回、その見事な姿が撮影された。このクジラを撮った人物は、「言葉を失った」とした上で、次のように投稿している。

 

「昨日、Maroubraのいつもの場所でたくさんのザトウクジラが南へ移動するのを見ているうちに、魔法の海の素晴らしい驚異の1つ、シロナガスクジラが目の前に現れたのです。(略)完全に魅了され、宝くじに当たったような気分です」(了)

 

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