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4kg超の大金魚、サウスカロライナ州の湖で見つかる

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Facebook/Greenville Rec

水槽で泳ぐ可愛らしいイメージとはかけ離れた巨大な金魚が、アメリカ・サウスカロライナ州グリーンビル郡で見つかった。湖に生息する魚の個体数を把握する調査の最中だった。

 

重量4kgを超える金魚

 

グリーンビル郡にあるOak Grove Lake公園内の湖で、先月、魚の個体数を推定するため調査が行われた。巨大な金魚はその最中に偶然発見されたもの。今月7日、公園を管轄する地域団体「Greenville Rec」がFacebookに写真を公開した。

 

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Facebook/Greenville Rec

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金魚の大きさについては、全長は不明だが、重量は9ポンド(約4.08kg)もあったそうだ。

 

写真の金魚は死んだようにぐったりしているが、これは電気ショックで麻痺しているせい。今回の調査では、水中に弱い電流を流してあたり一帯にいる魚を一時的に麻痺させる「エレクトロフィッシング(Electrofishing)」という方法が用いられたため、この金魚も麻痺している。電気ショックは弱いものなので、魚に害はなく、大抵は数分後に元気を取り戻す。

 

公園のスタッフであるTy Houckさんによれば、調査中に発見された巨大金魚はこれ一匹とのこと。湖で孤独に暮らしていると考えていいようだ。

 

ところで、この金魚はその後どうなったのか? Houckさんは海外メディアにこう話す。

 

専門家のアドバイスに従って、この未婚の独り者を、元いた場所(湖)に返すことに決めました。

 

金魚は元々フナだった

 

フナから作られた観賞用の魚である金魚は、大きく育つ遺伝子を持っていると言われる。ペットとして飼われているうちは小さいままだが、自然の中に捨てられるなどして生活条件が変わると、巨大化する場合がある。

 

海外メディアの調べでは、重さ6ポンド(約2.7kg)程度になるのは珍しくないそうだ。今回見つかった9ポンドの金魚は、それと比較しても格段に大きい。

 

また、ペットの金魚は6〜7年の寿命だが、野生化した金魚は30年近くも生きるらしい。(了)

 

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