インドネシアの村で洪水、工場から染料が流れ赤い水で覆われる
インドネシアの村で洪水が起き、通りなどが鮮やかな赤い水で覆われる事態となった。
「ろうけつ染め」が盛んな地域
その村とは、ジャワ島にあるPekalongan市のJenggot村だ。
この村の南部のエリアは、もともと蝋と染料を使った「ろうけつ染め」が盛んに行われてきたという。
しかし2月6日、激しい雨の影響で水が氾濫。「ろうけつ染め」の工場から赤い染料が漏れ出し、通りが真っ赤な水に覆われてしまったそうだ。
Indonesian village of Jenggot has turned red after floods hit a nearby batik factory on Saturday.#Jakartafloods pic.twitter.com/TnwTjR4dnm
— Storiespro (@storiespro001) 2021年2月6日
Indonesian village of Jenggot has turned red after floods hit a nearby batik factory on Saturday.The red flood is due to the batik dye, which has been hit by the flood. #Indonesia #montysaiyed
— The Desi Times (@TheDesiTimes) 2021年2月6日
pic.twitter.com/n6BkUT4f0n
Banjir di Daerah Jenggot Pekalongan Selatan, Kota Pekalongan ngeri, airnya berwarna merah. Dugaan sementara ada obat batik yang tumpah saat banjir.
— IG : 𝗣𝗘𝗞𝗔𝗟𝗢𝗡𝗚𝗔𝗡𝗜𝗡𝗙𝗢 (@pekalongan_info) 2021年2月6日
Kejadian hari ini, Sabtu (6/2/2021)#pekalonganinfo pic.twitter.com/j7ngaa54SJ
別の村では緑色の水が発生
Dimas Arga Yudhaさんは、取材に対し「この赤い水は、ろうけつ染めによるものです。しばらく雨と混ざれば、色は消えていくでしょう」と述べている。
Pekalongan市にある複数の川は以前も「ろうけつ染め」の染料によって色が変わっており、先月も別の村で氾濫がおき、明るい緑色の水で覆われてしまったという。
またインドネシアはたびたび洪水に見舞われており、今年の初めにも首都ジャカルタが嵐の直撃を受け、43人が死亡している。
このためインドネシアの地方自治体は、洪水被害を抑え、さらなる降雨を防ぐために、飛行機から雲の中に化学物質を注入する人工降雨に目を向けているそうだ。(了)
ブックマークは本サイトと連携しています。
おすすめ記事