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インドネシアの村で洪水、工場から染料が流れ赤い水で覆われる

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Twitter/The Desi Times

インドネシアの村で洪水が起き、通りなどが鮮やかな赤い水で覆われる事態となった。

 

「ろうけつ染め」が盛んな地域

 

その村とは、ジャワ島にあるPekalongan市のJenggot村だ。

 

この村の南部のエリアは、もともと蝋と染料を使った「ろうけつ染め」が盛んに行われてきたという。

 

しかし2月6日、激しい雨の影響で水が氾濫。「ろうけつ染め」の工場から赤い染料が漏れ出し、通りが真っ赤な水に覆われてしまったそうだ。

 

別の村では緑色の水が発生

 

Dimas Arga Yudhaさんは、取材に対し「この赤い水は、ろうけつ染めによるものです。しばらく雨と混ざれば、色は消えていくでしょう」と述べている。

 

Pekalongan市にある複数の川は以前も「ろうけつ染め」の染料によって色が変わっており、先月も別の村で氾濫がおき、明るい緑色の水で覆われてしまったという。

 

またインドネシアはたびたび洪水に見舞われており、今年の初めにも首都ジャカルタが嵐の直撃を受け、43人が死亡している。

 

このためインドネシア地方自治体は、洪水被害を抑え、さらなる降雨を防ぐために、飛行機から雲の中に化学物質を注入する人工降雨に目を向けているそうだ。(了)

 

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