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駐車スペース確保に凍らせたジーパンを立てるシカゴの新手法が目を引く

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Twitter/Adam Selzer

アメリカ・イリノイ州シカゴ市の路上に、立つジーパンが現れた。

 

実はこれ、駐車スペースを確保するためにある男性が考えたもので、ジーパンを凍らせてある。あまりに目立つので、現地のテレビ局もニュースとして取り上げている。

 

シカゴなら濡らして外に出しておくだけ

 

これを作ったのは、シカゴ市ウェスト・リッジに住むAdam Selzerさんという人。シカゴでは、自宅前の道路を雪かきして自分の車の駐車スペースにする習慣があり、その場所を他人に取られないように、屋外用の椅子や道路工事用のコーン(円錐形の標識)を置いておくそうだ。Selzerさんはその代わりに、ジーパンを立てた。

 

2月7日に、写真をツイッターに投稿したところ、あっという間に拡散され、現地のニュース番組でも取り上げられることとなった。投稿文の中でSelzerさんは、シカゴに厳寒をもたらす北極の気流「Polar vortex(極渦)」に触れ、立つジーパンの作り方をこう説明している。

 

Polar vortex(極渦)の楽しみ:誰もはいていないパンツ! 丸とご水に浸して、屋外に出す。大体20分以内なら好きな形に作れる。さらに20分経つとカチカチに固まる。

真似する人が続出

 

濡らして外に出しておくだけ、というのは簡単だ。(ちなみにシカゴの1月の平均気温はマイナス5度くらい、日中の最高気温でもマイナス0.9度、夜間の最低気温はマイナス20度になることもあるそう)そのせいか真似をする人が続出し、ツイッターに写真が上がっている。例えば、ワイオミング州のPaula Niedenthalさんの場合、夫が影響されて凝り始めてしまったらしい。

 

 

シカゴ市内のChadwick Baconさんは、「立つジーパン」の家族を作っている。

 

 

なぜかシカゴの動物園「Brookfield Zoo」もこれを気に入り、ジーパンだけでなくシャツまで凍らせて、園内のあちこちに立てている。(了)

 

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