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北朝鮮にあるロシア大使館の職員らが、トロッコを押して国境を越える

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Instagram/mid.rus

ロシアの大使館職員らが、手押しトロッコに乗って国境を越える様子が撮影され、注目を集めている。

 

北朝鮮の北側国境をトロッコで越える

 

その動画を2月25日に公開したのは、ロシア外務省だ。

 

動画には、北朝鮮平壌にあるロシア大使館で働く職員と、子供を含むその家族、8人の様子が映っていた。

 

彼らはまず32時間かけて列車で移動。その後、バスに乗り継ぎ、北朝鮮の北側にあるロシアとの国境付近まで辿り着いたという。

 

さらに、そこから手押しトロッコを押して、1マイル(約1.6km)以上も移動し、ついにハサン地区にかかる橋を渡り、ロシア領内に入ることができたそうだ。その様子がこちら。(右矢印で他の動画も見ることができる)

 

www.instagram.com

新型コロナの影響で移動制限

 

実は北朝鮮新型コロナウイルスパンデミックのために、昨年1月から約1年以上もロシアとの間の移動が遮断されていたという。

 

実際、国境も1年以上も閉鎖され、旅行客の行き来も中断され、ロシア大使館の職員らも母国へ帰るためには、このような長く困難な道のりを進まねばならなかったそうだ。

 

国境を越えた大使館職員とその家族は、ロシア側で待っていた外務省の担当者と会い、その後バスに乗り、160マイル(257km)離れたウラジオストク空港に辿りついたという。

 

このグループのうちの1人であるVladislav Sorokin氏は、大使館の書記官だと言われている。(了)

 

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