巨大なゾウが突然、車に突進してきた！牙でボンネットを破壊

南アフリカ共和国で、大きなゾウに車が襲われ、ボンネットが破壊される映像が撮影された。

この事件が起きたのは6月1日、場所は南アフリカの街、Hoedspruitへ向かう途中の道だという。

当時、ガス会社のドライバーであるNorman Nukeriさんは、ロッジを営む顧客に燃料を届けるために、ピックアップトラックを運転していたという。

すると野生のゾウの群れが道を横断している場面に遭遇。Nukeriさんは離れた場所で止まり、さらに車を少し後退させた。

すると突然、手前の木々の間から大きなゾウが出現。Nukeriさんの車へ向かって来ようとした。

Nukeriさんは車をバックさせず、車体を手で何度か叩き威嚇。するとゾウは一旦、森の中へ消えていった。

ところがそれからまもなく、消えたと思ったゾウが再び現れ、Nukeriさんの車に突進。車を押し始めたという。

さらに牙で車のボンネットも破壊した。その様子がこちら。

Blykbaar was hierdie gister in die Klaserie. Toe mock daai outjie nie 😱 pic.twitter.com/dhITBHIewd
— Klemma (@Klemma_r) 2021年6月2日

Nukeriさんによれば、この時はあまりにも恐ろしく、車をバックさせることができなかったという。

その後、ゾウは去っていったようだが、Nukeriさんはレンジャーに連絡。彼らが到着して、初めて安心できたという。彼は次のように語っている。

「命に関わる事態になっていたかもしれないと思いました。ゾウが、トラックを川に突き落とそうとしているのではないかと思って怖かったです。（略）100万分の1の確率で起こりうることです。そんな経験をした人はあまりいないと思います。僕は悪い時に悪い場所にいたんですね」（了）

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