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ノースカロライナ州で釣り上げられた魚の歯が、人間そっくり

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Facebook/Jennette’s Pier

アメリカ・ノースカロライナ州の東端に並ぶ半島、アウターバンクスの沖で釣りをしていた兄弟が、異様な魚を釣り上げ、写真をフェイスブックに投稿した。

 

前歯が人間そっくり

 

その魚を釣ったのはNathan Martinさんという人。双子の兄弟と、シープスヘッド(sheepshead)というタイの一種を釣りに出かけたそうだ。「シープスヘッドは釣りの勝負には絶好の相手で、食べても美味しい」からだと、海外メディアに話している。

 

そして釣り上げたシープスヘッドの歯が、あまりにも人間そっくりだった。フェイスブックに掲載されている写真を見ると、まるで入れ歯を入れているよう。

 

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Facebook/Jennette’s Pier

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Facebook/Jennette’s Pier

写真を見たフェイスブックユーザーたちは、驚きを隠せない。「オー・マイ・ゴッド、これはクレイジー、私だったら放り出して逃げている」、「異常すぎる」、「信じられない」といったコメントが寄せられている。

 

その歯で何でも食べる

 

シープスヘッドは大西洋の西側に生息するタイの仲間で、口の中には何列もの歯があり、最も外側の歯は人間の前歯によく似ていることが知られている(Wikipedia)。

 

また、人と同じ雑食性で、選り好みなく何でも食べるのが特徴だが、アメリカの科学雑誌Scientific American」によれば、それはこの前歯があるおかげらしい。実際にフジツボや牡蠣をこの歯で噛み砕き、エビなども捕食するという。

 

ノースカロライナ州の漁場を管理する組織「N.C. Department of Environmental Quality」によれば、同州沿岸部の汽水域(海水と真水が混ざり合う区域)から沖合まで、シープスヘッドは広い範囲に生息しており、近年はレジャーとしての釣りの対象として人気が高まっているそうだ。

 

ちなみに、2012年にもフロリダで釣れたシープスヘッドが話題になり、動画がYouTubeにアップされている。(了)

 


www.youtube.com

 

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