山林火災の現場で、喉が渇いた蝶が人間の手にとまり、水を飲む【トルコ】
トルコでは大規模な山林火災が続いているが、その現場でなんとも不思議な光景が撮影された。
蝶が職員の手に止まる
この動画を撮影したのは、人道支援財団(IHH)の職員で、当時は地中海沿いの町、Manavgatにある山林火災の現場にいたという。
その時、職員の手に、火災現場から逃げてきたと思われる蝶が止まったそうだ。そして手の平に付いた水を飲み始めたという。
さらにもう1人の作業員が手のひらに水を垂らすと、蝶はしばらく水を飲み続けた。その様子がこちら。
🎞 #Best moment of the day in Manavgat...
— Humanitarian Relief (@IHHen) 2021年8月4日
A butterfly fleeing the forest fire drinks water from the hands of our search and rescue team members...😇 🦋
Every life is entrusted to us.
Goodness anytime and anywhere. pic.twitter.com/o5wtFaiyqV
トルコの山林火災の実態
トルコでは先週から南部で山林火災が発生しており、これまでに数万ヘクタールが焼失。現在も懸命の消火活動が続けられているという。
また数千人の住民や観光客も避難を余儀なくされ、これまでに8人が亡くなったと言われている。
複数のNGOは、火災が起きている現場付近で仮設の病院や避難所を設置。多く人々や動物を収容したが、家畜の多くは焼け死んだそうだ。
さらに環境保護団体は、炎は発電所にも迫っていると警告している。(了)
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