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ボストン・ダイナミクスのロボットが「パルクール」に挑戦、見事クリア

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YouTube/Boston Dynamics

アメリカのマサチューセッツ州に拠点がある「ボストン・ダイナミクス」が、新たな動画を公開し、ロボットが複雑コースをクリアする様子を紹介した。

 

宙返りまで成功

 

その動画に登場するのは、2足歩行型ロボットの「アトラス」だ。

 

今回、エンジニアらは「アトラス」に、フランスの軍事訓練が発祥とされる「パルクール」に挑戦させたという。

 

しかし「アトラス」は、傾いた足場を含む複雑なコースを、バランスを崩すことなく、難なくクリア。階段の上り下りは勿論、離れた場所へのジャンプ、そして最後は宙返りまで成功させた。

 


www.youtube.com

救助や捜索活動を行うロボット

 

「アトラス」は災害時の救助作業や捜索活動を行うため2013年に作られ、背の高さは1.5m、体重は75kgになる。

 

そもそも「パルクール」とは、本来の身体能力を引き出し、追求するためのもので、「走る」「跳ぶ」「登る」といった移動所作に重点を置くと言われている。

 

エンジニアたちはYouTubeにおいて、「パルクール」が「新しい行動を試すのに最適なもの」だと説明している。

 

この動画は8月17日に公開され、映像を見た人からは次のようなコメントが寄せられている。

 

●次の挑戦は、アメリカン・忍者コースだ!

●ジャンプするときのかわいい腕の振りが大好き。

●私たちは文字通り、SF映画の中に生きている。このロボットの敏捷性、複雑性、そして最終的な実用性には驚かされます。

●走ったり、ジャンプしたり、宙返りしたりする様子は、ビデオを見るたびにますます人間的になっていきますね。

 (了)

 

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