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島が浮きながら移動?アラスカで不思議な蜃気楼を撮影

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Twitter/Glacier Bay NP


アラスカで、なんともユニークな蜃気楼が撮影され、動画がSNSに投稿されている。

 

湾内の景色を撮影中に目撃

 

その映像を撮影したのは、アラスカの「グレイシャー・ベイ国立公園・保護区」のスタッフだ。

 

彼らは先日、船の上からグレイシャー湾の景色を撮影していたという。

 

すると前方にある「ローン島」が、浮かびながら横に移動していく様子を目撃したそうだ。

 

「ファタ・モルガナ」と呼ぶ

 

これは蜃気楼の一種で、実際に島が移動していたわけではない。

 

冷たい空気の上に、暖かい空気が居座ると、レンズ効果が生じ、光が気流の隙間を通過する際に屈折して、島が浮いているように見えるという。

 

「グレイシャー・ベイ国立公園・保護区」のスタッフは、その後この動画をSNSに投稿。投稿において、彼らはこの現象を「ファタ・モルガナ」とも呼んでいる。

 

「ファタ(Fata)」はラテン語で「妖精」のことで、「モルガナ(Morgana)」はアーサー王伝説に登場する魔術師を表し、魔術師が船乗りをおびき寄せて、死に至らしめるために作る蜃気楼のことだという。(了)

 

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