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体重270kgもある巨大なカメを保護、無事海へ帰る【アメリカ】

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Twitter/ifaw

アメリカで巨大なカメが、干潟で動けなくなっているのが見つかり、保護された。

 

干潟にはまり動けなくなる

 

そのカメとは600ポンド(約272kg)もあるオサガメで、体の大きさは約1.5mもあったという。

 

しかし先日、マサチューセッツ州の町、ウェルフリートを流れるヘーリング川の岸辺で、動けない状態で発見された。

 

そして10月10日には、3つのボランティア団体から人々が現場に駆けつたそうだ。

 

その後、彼らは国際動物福祉基金とボストンのニューイングランド水族館に連絡。オサガメは一旦、プロビンスタウンにある水族館へ運ばれることになる。

 

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Twitter/ifaw

水族館へ運ばれ、海へ帰る

 

水族館ではオサガメの健康状態が調べられ、良好であることが確認された。

 

そのためこのカメは、近くの砂浜へ運ばれ、人々が見守る中、海へと帰されたという。

 

 

このオサガメには識別タグが取り付けられ、研究者は今後30日間、生存を確かめることができるそうだ。

 

また取り付けられた音響タグにより、今後数年間のカメの移動パターンを追跡することができるとも言われている。

 

水族館のアンダーソン・キャボット海洋生物センターの研究員であるのKara Dodge博士は、次のように語っている。

 

「このオサガメはウェルフリートの干潟で方向感覚を失ったと思われますが、この素晴らしい(ボランティアの)仲間たちが一丸となって救助活動を行ってくれたおかげで、生き延びることができると楽観的に考えています」(了)

 

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