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長すぎる腕と触手を持つイカの撮影に成功

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Twitter/NOAA Ocean Exploration

先日、奇妙なまでに腕が長いイカが目撃され、その動画が公開されている。

 

存在が認められてからまだ20年

 

その映像が撮影されたのは、メキシコ湾の深海とされている。

 

動画に映っていたのは「Bigfin Squid」と呼ばれる種類で、非常に長い腕と触手を持っているという。

 

このイカは正式に存在が認められてから、まだ20年しかたっていないそうだ。

 

これまでで最大は6.4m

 

この映像は、NOAA(米海洋大気庁)によって最近行われた海底探査「Windows to the Deep 2021」において撮影された。

 

発表されたリリースによれば、「Bigfin Squid」は通常のイカよりも深い地点に生息し、これまで発見された最も深い地点は、4735mだという。

 

ただし今回撮影されたのは、深さ2385m地点とされている。

 

このイカは大きさが6mにも及ぶそうだが、その長さのほとんどは8本の腕と2本の触手となる。

 

これまでで最大の「Bigfin Squid」は6.4m。その足の長さが6.1mもあり、体の大きさの約20倍もあったという。

 

もっとも現段階では、この腕や触手をどのようにして使うのかは分かっていない。

 

しかし、それらには微細な吸盤が付いており、科学者たちは、イカが体の下で触手をぶら下げたり、海底を引きずったりする際に、ぶつかった獲物を捕らえるために使っているのではないかと考えている。(了)

 

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