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火災で4階に残された2人の若者、パイプを伝って滑り降りることに成功

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Twitter/Chantee Lans

先日、アメリカのニューヨーク市で火災が起き、10代の若者2人が驚くべき方法で脱出することに成功した。

 

18歳の女性と、13歳の男の子

 

その火災が起きたのは12月16日、場所はマンハッタン区イーストビレッジとされている。

 

午前7時15分頃、建物の4階から出火し、その際大きな爆発音も伴っていたという。

 

煙が吐き出されていた部屋には18歳の女性と、13歳の男の子が残されていたそうだ。そして最初に女性が窓の脇にあるパイプにしがみつき、その後男の子もそれに続いた。

 

やがて2人はゆっくりとパイプを滑り降り、無事に地上に到達したという。その様子がこちら。

 

寝室の壁を吹き飛ばす

 

ニューヨーク市消防局によれば、この火災は激しく、10代の子供たちが寝ていた寝室の壁を吹き飛ばすほどだったという。

 

またその後、消防士により、後ろの部屋に閉じ込められていた32歳の男性の死亡が確認されたそうだ。

 

さらに46歳の女性は病院に搬送されたが重体となっているとか。地上に降りた2人の若者たちも、煙を吸って火傷を負っていたが、手当てを受け、一命を取り留めたという。

 

意外なものが火事の原因だった

 

火災現場からは、複数の電動自転車が発見され、消防隊員らはリチウムイオン電池が火種になったと断定した。

 

ニューヨーク市消防局によれば、昨年は44件の火災が発生し、死者は出なかったが、今年は93件の火災が発生し、70人以上が負傷したという。

 

また現在リチウムイオン電池の火災による死者が4人いるため、消防本部長は「憂慮すべき傾向が見られる」と語っている。(了)

 

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