1日に2人の命を救った少年、警察に表彰される【アメリカ】
アメリカで11歳の少年が、1日に2人の命を救ったとして、警察から表彰された。
喉を詰まらせた友人を助ける
その少年とは、オクラホマ州の街、Muskogeeで暮らすDavyon Johnson君(11)だ。
12月9日、学校でJohnson君の友人が、水のボトルの蓋を口でくわえて緩めていたところ、キャップが喉の奥に入ってしまったという。
窒息しそうになった友人は、その後Johnson君のいる教室に入ってきたそうだ。
そこでJohnson君は、友人に駆け寄り、急いで「Heimlich法(腹部突き上げ法)」と呼ばれる方法を用いたそうだ。
これは喉が詰まった人の後ろからお腹を押さえ、素早く体を持ち上げる方法で、Johnson君がそれを友人に行ったところ、口からキャップが飛び出し、呼吸ができるようになったという。
体の不自由な女性を火事から救う
さらに学校からの帰り道、Johnson君はある家の裏が燃えているのを目撃。しかもその家の玄関ポーチから、体の不自由な女性が歩行器を使って出てこようとしていたそうだ。
それを見たJohnson君は道路を渡り、女性のもとへ駆け寄り、彼女が車に乗ってその場から離れるのを手伝ったという。
最終的に、火は家の前まで燃え広がったが、女性は無事に逃げることができた。
この救出劇を受け、Muskogee警察とMuskogee保安官事務所は、Johnson君に名誉会員となる証明書を贈呈したという。
Johnson君は「Heimlich法」をYouTubeで覚えたと述べており、将来は消防士になりたいと語っているそうだ。(了)
※ご挨拶
2021年もまもなく、終わろうとしています。本年も皆様には大変お世話になりました。多くの方に応援していただき、感謝しております。本当にありがとうございました!
来年からは少し形を変えてお届けしたいと思っております。編集後記的な形で、1週間に1回、その週にあった素敵なニュースを自身の言葉で解説し、リンクでご紹介できればと思います。このためブックマークも、本サイトとの連携を断ち切ります。
本日も年末のお忙しい時期に、ブログにご訪問いただき、誠にありがとうございました。皆さま、よいお年をお迎えください。
ブックマークは本サイトと連携しています。
おすすめ記事