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まるでレーザーで切ったよう、サウジアラビアの古代の岩が不思議

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Arabian Rock Art Heritage

サウジアラビアの大規模なオアシス、Tayma Oasis(タイマー・オアシス)に、Al Naslaa(アル・ナスラ)と命名された不思議な巨石があるのをご存知だろうか。

 

おおよそ4000年前から存在していたと考えられるその巨石は、まるでレーザーで切断したように、縦一直線に2分されているのだ。

 

優れた古代文明があった?

 

アル・ナスラは、砂が固結してできた大きな砂岩。小さい台座のような盛り上がりの上に、不自然な格好で載っている。だがそれ以上に目を引くのは中央の割れ目。よく見ると、強力なレーザーカッターで切断したかのように一直線だ。

 

Tayma Oasisには珍しい形の巨石が数多くあるが、このように2分されたものはアル・ナスラだけだそう。

 

なぜこのように真っ二つになったのか、誰でも理由を知りたくなるのではないだろうか。最近アル・ナスラを記事として取り上げた海外のアングラ系メディアによると、ネット上には様々な憶測が溢れているという。

 

その中には、「古代文明歴史学者が言うよりはるかに優れていた。そのことを示す証拠ではないのか」との意見もあるらしい。また、もちろんのことだが、「エイリアンの仕業だ」と主張する人も少なくないという。

 

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Facebook/OneBagger

学者も解明できていない

 

アル・ナスラの滑らかな表面や、台座に載ったようになっていることについては、自然現象として科学的に説明がつくらしい。だが、一直線の割れ目については、地質学者や歴史学者の間でも意見が分かれているとのこと。

 

例えば、地盤のわずかなズレによって自然に割れたという説がある。多くの地質学者がこう考えているようだ。また、一直線の割れ目は断層線が風化してできた隙間だと主張する学者もいる。火山のマグマが貫入して板状に固まった「岩脈」が、以前この割れ目に入っていたとする説もあるらしい。

 

諸説あれども、結局のところ謎は未だに解明されていない。この割れ目を様々な角度から映した動画が公開されている。見れば見るほど不思議だ。(了)

 


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