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月面で行方不明になっていたゴルフボール、解像度を高めた映像で発見

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YouTube/NASA Video

アポロ14号が月面に到達した後、行方不明になっていたゴルフボールが最近、見つかった。

 

宇宙飛行士が打ったゴルフボール

 

1971年2月6日、アメリカのアポロ14号が月に到達。宇宙飛行士のAlan Shepard船長らが月面に降り立った。

 

その時、Shepard船長はゴルフクラブで2つのボールを打ったのだが、以来行方がわからないままになっていたという。

 

しかし画像のスペシャリストであるAndy Saundersさんが最近、当時の映像をスキャンし、解像度を上げて調査。その結果、失われていた2つのゴルフボールを発見した。

 

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Twitter/NASA History Office

実際は近くに落ちていた

 

実は、当時Shepard船長は、ゴルフボールを打ったあと、数マイル(数キロ)も飛んでいったと話していたという。

 

しかし今回の調査で、1つ目のボールは打った地点からわずか24ヤード(約22m)しか離れておらず、また2つ目のボールも40ヤード(約36m)の地点で見つかったそうだ。

 

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Twitter/NASA History Office

またShepard船長はこの時、6番アイアンのヘッドをひそかに靴下の中に隠して、ロケットに載せていたという。

 

そして月面到着後、船長は月の石のサンプルをすくい上げるために使用した折りたたみ可能な道具に、アイアンのヘッドを取り付けてボール打ったが、柔軟性のない宇宙服のため、片手でしかスイングできなかったと考えられている。(了)


Alan Shepard Hits A Golf Ball on the Moon

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