米の動物園で稀少なアムール・ヒョウが誕生、初めて赤ちゃんがお披露目
絶滅が危惧されているアムール・ヒョウの赤ちゃんが、アメリカの動物園で生まれ、先日初めて一般公開された。
今年の8月に動物園で誕生
お披露目が行われたのは、カリフォルニア州にあるSanta Barbara動物園だ。
ここでは今年の8月に、アムール・ヒョウの赤ちゃんが誕生。「Marta」と名付けられたという。
そして11月4日、生後3カ月になった「Marta」は初めて入園者に公開された。その様子がこちら。
母親との絆を深めるため、一緒に過ごす
「Marta」は生まれてから、母親との絆を深めるため、しばらく一般には公開されずにいたという。
そして11月4日には、1時間近く、屋外の環境で過ごすことになったそうだ。
Happy #TongueOutTuesday from this grrrrrooming pair 🥰 Amazing keeper Karen, who took this adorable video, shared that "Ajax and Marta have a very strong bond and it is so fun to watch how their relationship develops as Marta grows." pic.twitter.com/asi4dVB3GC
— Santa Barbara Zoo (@SantaBarbaraZoo) 2021年10月26日
世界自然保護基金によれば、アムール・ヒョウはロシア極東の温帯林に適応した希少な亜種で、ヒョウの中でも最北端に生息域を持つという。
このヒョウは時速60kmほどで走ることができ、水平方向に19フィート(約5.8m)以上、垂直方向に10フィート(約3m)以上跳ぶことができると言われている
また一部のオスは交尾後もメスと一緒にいて、子育てを手伝うこともあると報告されているそうだ。
寿命は10〜15年、飼育下では20年にも及び、別名「極東ヒョウ」「満州ヒョウ」「朝鮮ヒョウ」とも呼ばれているという。
しかし大型ネコ科動物の中で最も絶滅の危機に瀕しており、野生で残っているのは100頭以下とも言われている。(了)
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