普通に撮ったのに下半身が消えたように見える写真が話題に
別に意図したわけでもないのに、目の錯覚を起こす写真が撮れてしまうことがある。人の手が3本あるように見えたり、とか、ありえない場所に誰かがいるように見えたり、とか……そんな写真がネットにたくさんアップされている。
ここにご紹介するのも、そういった1枚。最近投稿されたもの。どうしてこんなふうに見えるのか、その謎解きがなかなか手強い。
下半身のない少女
「私の娘。体の残りの部分はどこに!? ああ、わかった（I see)、けどみんなはどうかな？」こんなタイトルとともに、アメリカのソーシャルニュースサイト「Reddit」に投稿された写真。
野外の広い場所に女の子が立っている（確かに立っている）のだが、不思議なことに胸から下の部分が見えない。どういう錯覚か、わかってみれば不思議でも何でもないが……下にあるのがその写真だ。
5月6日に投稿されたこの写真には、6万8000を超える「いいね」が付き、1200件以上のコメントが寄せられている。
多くの人が錯覚に惑わされ、頭で理解した後もまだ信じられないようだ。例えばあるユーザーは「この錯視は凄い！ 他のコメントを読んでわかったが、それでもまだ（感覚的に）理解するのがちょっと難しい」と言っている。
「理由がわかっても、脳が理解と混乱の間を行ったり来たりする」というコメントもある。「影の部分がドレスだと思い、少女は座っている」と考えた人もいた。
投稿者による謎解き
コメント欄で多く挙げられているヒントは「壁（a wall)」だ。少女は低い壁の際に立っている。手前の芝生は一段高い所にある。芝生の縁の石垣と、少女が立つ道の敷石が同じ色なので、両方が同じ高さに見えるというわけ。
ありがたいことに、投稿者のMK24everさんが、謎解きのヒントになる写真をアップしてくれている。芝生の縁は青く着色されており、道との境界がよく分かる。赤い矢印は、道と芝生の高低差を示している。
（了）
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