飼い主のバイオリンを聞くうちに…寝落ちしてしまう子猫の姿がたまらない
飼い主が奏でる美しいバイオリンの音色に誘われて、すっかり眠ってしまう子猫のユニークな動画が公開されている。
バイオリンの音を聴きながら寝落ち
その動画を撮影したのは、フランスに住むクラシックのバイオリニストの女性、Esther Abramさんだ。
彼女は「Rémila」という子猫の世話をしているのだが、床に置いておくと寂しがって鳴き続けるため、バイオリンの練習をする間、子猫を腰のバッグに入れていたという。
そして美しい音色が響く中で、最初子猫はバイオリンの弓に興味をもち、その動きを目で追い続けた。しかし音楽を聞くうちに、寝落ちしてしまったそうだ。その時の様子がこちら。
She cries whenever I leave her on the floor so here’s what I did! 😂 pic.twitter.com/yqLNJulMhu
— Esther Abrami (@estherabrami) 2020年9月23日
実は捨てられた猫だった
実は「Rémila」は捨てられていた猫だったが、その後保護団体「Féli-Cité」の手によって救出されたという。
そしてAbramさんは「Féli-Cité」のホストファミリーとして登録していたため、「Rémila」を預かることになったとか。
家に連れてこられた当初、「Rémila」の体重は400g未満しかなく、怯えていて、幼い体で数日間も外で過ごしていたため呼吸器の問題も抱えていたそうだ。
しかしAbramさんが7日間ミルクを与え、絶えず抱っこして世話を続けた後、今ではすっかり慣れて、「Rémila」は彼女のそばを離れたがらなくなったという。
この動画は8日前にインスタグラムに投稿されて以来、2万4000件もの「いいね」が寄せられている。(了)
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橋の鉄骨付近に犬を発見、偶然点検していた作業員が発見し保護
アメリカで、橋の鉄骨部分に取り残された犬が見つかり、その後無事保護された。
高さ37mの橋の鉄骨部分にいた
その犬が発見されたのは9月27日、場所はミシシッピ州の街、Natchezにある橋だという。
橋はミシシッピ川にかかっており、高さは約37mもあり、当時作業員が初めて橋の点検作業を行っていたそうだ。
すると橋の鉄骨部分で、動けない状態の犬を発見。なんとか救助することに成功した。
Ryan Nataluk, lead climber and rescue technician for the team, quickly called the police for assistance and climbed down to the dog. After assessing her for injuries and fashioning a makeshift harness for the dog out of rope, Ryan lifted her to safety. (2/3) pic.twitter.com/6sFi4WlPuy
— Stantec (@Stantec) 2020年9月22日
救助の様子が動画で撮影される
作業員らは犬が座っていた場所まで登り、ケガをしていないかを確認。その後、ロープを使って一時的なハーネスを作り、それを犬に取り付け、ゆっくり持ち上げて、橋の内側へ下ろしたという。
もっともなぜ、この犬がその場所にいたのかは分かっていない。また当時の様子は撮影され、ツイッターにも投稿された。その様子がこちら。
Talk about being in the right place at the right time! Our bridge inspection crew was working over the Mississippi River this weekend when bridge inspector Craig Jenkins noticed a stranded dog beneath the bridge deck, 120ft above the river. (1/3) pic.twitter.com/ix8nTYo34q
— Stantec (@Stantec) 2020年9月22日
動画を見た人からは「彼らはヒーローだ。このニュースは今日一日をいい日にしてくれたよ」や「どうもポインターのようね。(略)助かって、この犬が救助され、今は安全だと聞いて嬉しいわ」といったコメントが寄せられた。
このワンコは救助された後、地元の住民によってすぐに引き取られたという。(了)
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ワ、ワ、ワインが!スペインにあるワイナリーのタンクから大量に噴出
スペインにあるワイナリーで大量の赤ワインが流出する事故が起き、その様子が公開されている。
5万リットルが失われる
その事故が起きたのは南東部の街、ビリャマレアにあるワイナリーの「Bodegas Vitivinos」とされている。
このワイナリーにある貯蔵タンクから突然、赤ワインが大量に噴き出したという。
それらは泉のようにタンクから湧き出て、やがて地面を赤ワインの海に変えてしまったそうだ。
結局、この事故により、なんと5万リットルの赤ワインが失われてしまったとか。
SUCESOS | Reventón de un depósito de vino de unos 50.000 litros en Bodegas VITIVINOS, de Villamalea pic.twitter.com/lU5pIzZAjU
— Radio Albacete (@RadioAlbacete) 2020年9月25日
原因は不明、大桶が壊れた?
この事故の原因は、まだ分かっていない。ただ地元メディアなどは、大桶の一つが壊れたためにタンクが外れ、ワインを溢れさせたのではないか、と報じている。
またこの事故が起きた日時は明らかになっておらず、地元メディアは9月25日に報じている。
この事故の様子は9月25日にツイッターに投稿されて注目を集め、動画は現在までに870万回以上再生された。
また同時に映画『シャイニング』のあるシーンと比較する投稿も寄せられている。(了)
— Mario ¯\_(ツ)_/¯ (@MarioZambomba) September 25, 2020
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データを音に変換するNASAのプロジェクト、「天の川」の音を公開
宇宙の観測データを音に変換するNASAのプロジェクトが進められている。最近、その成果の一部が公開された。
データを「可聴化」する試み
データを視覚的に表現する「可視化」に対して、聴覚的に、つまり音で表現することは「可聴化(sonification/ソニフィケーション)と呼ばれている。NASA(アメリカ航空宇宙局)とスミソニアン天体物理観測所は、チャンドラX線観測衛星やハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー宇宙望遠鏡で観測したデータを「可聴化」する試みを続けて来た。
初めて公表されたその成果は、銀河系(天の川)の中心「いて座A*(エー・スター)」や、巨大ブラックホールがあると考えられているワシ星雲の「創造の柱(Pillars of Creation)」が奏でる不思議な音楽だ。
元になるデータとしてはX線や赤外線、可視光線などの写真が使われている。音への変換は写真の左から始まり、右方向へと進む。一つ一つの星は、その位置と光度に応じた音程と音量を持つ独立した音で表現され、ぼんやりと光るガスや宇宙塵などは、音程の変化なしに続く唸りのような音に変換されている。チャンドラX線観測衛星のツイッターアカウントにダイジェストが投稿されているので聴いてみよう。
#News: A new project using data #sonification has turned astronomical images from Chandra and other telescopes into sound, bringing the center of the Milky Way, Cassiopeia A, and the "Pillars of Creation" to listeners for the first time. Hear them all at: https://t.co/JjcdbgrcuD pic.twitter.com/CMl0a3WCkL
— Chandra Observatory (@chandraxray) 2020年9月22日
投稿文にはこうある。
チャンドラやその他の望遠鏡で捉えた宇宙の映像を、データ・ソニフィケーションによって音に変換する新プロジェクト。天の川の中心部と、カシオペア座A、「創造の柱」が初めて音になった。
NASAの別アカウントには、「創造の柱」が投稿されている。これは、チャンドラX線観測衛星とハッブル宇宙望遠鏡が捉えた2つの映像を元にしたアンサンブルになっているとのこと。
🎶Listen to the Pillars of Creation🎶
— NASA Exoplanets (@NASAExoplanets) 2020年9月23日
This image combines observations from @NASAHubble and @chandraxray. Through sonification, we can hear data from the space telescopes transformed into sounds.
Hear and read more: https://t.co/sO1FU62q4v pic.twitter.com/fvwHKQl3Ux
「凄いけれどどこか怖い」
これを聴いた人たちは、ツイッターでさまざまな感想を述べている。寄せられたコメントには、「凄い」「素晴らしい」「ロマンチック」「とてもクールだ」「ホラーSFの音楽みたい」といったものが多い。
中には、何と言っていいかわからない不思議な気持ちになった人もいるようだ。「凄いけれど同時に怖くもある」、「理由は分からないが、怖い感じがした」という感想も上がっている。(了)
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高さ18mの「ガンダム」が横浜で作動テスト、海外から大反響
横浜の山下ふ頭で行われた「ガンダム」の作動テストの様子がSNSで拡散され、「Newsweek」や「CNN」、「People」など多数の海外メディアが取り上げている。
高さ18m、重さ25トン
日本のSFアニメ『機動戦士ガンダム』に登場した有人操縦型ロボット「ガンダム」。これと同じものを本当に作ってしまおう、というプロジェクトが一般社団法「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」によって推められ、2014年から建造が始まっていた。
そして、今月行われた作動テスト。アニメの設定と同じ高さ18mのガンダムが、歩き、膝をつき、指で天をさした。
Life-sized Gundam in Yokohama is now in testing mode.pic.twitter.com/51HVoraPb7
— Catsuka (@catsuka) 2020年9月21日
このロボットは、鉄と炭素繊維補強プラスチックの混合素材で作られた200以上のパーツから出来ており、総重量は24トンになるそうだ。
ツイッターで海外に拡散
今回の動作テストは、コロナウイルスの影響で、一般には告知されずに行われたようだ。それを日本のファンが撮影して、ツイッターに投稿。そこから海外へと拡散された。別角度から撮った動画も投稿されている。
実物大ガンダムを動かすプロジェクト
— よっくん (@yoshi115t) September 17, 2020
「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」
《動作の構成》
・キャットウォークを開放
・2歩踏み出し
・しゃがみ込んで立膝の姿勢になり
・立ち上がる
複数回行われ、それぞれ微妙に撮影位置を変えたモノをひとつに編集しました(こちらも、ひとつ前のTweetも6倍速です)#GFY https://t.co/pBlj4hSWcW pic.twitter.com/FOTxHgkLCG
実際に動く「等身大」ガンダムは、海外の人たちに少なからぬショックを与えたようだ。ツイッターにはこんなコメントが寄せられている。
オーケー、これが成功したなら、エヴァンゲリオンやメタルギアが出来る日も遠くないわね。——Choroka@ChorokaIGuess
本物の巨大バトルロボットが存在しないのはなぜだろう? それを作るだけのテクノロジーはすでにあると思うのだが。——Darklightr@DarklightrInk
オタクな日本は、完璧に実動するガンダムを作るまでやめないだろうな。——FABINO@KinoFabino
これに人工知能を装備するのだけはやめて。——Sophia Huang@SophiaHuang24
つまりこういうことか、日本はスピードの速い鉄道が走っているし、医療も進んでいるし、税金の申告も簡単だし、アメリカのような人種差別もない。そしてこの巨大ロボットだ。今後の休暇は、日本に行くことにするよ。——marcus thompson@marcusthompson7
(了)
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氷山に登ろうとしていた冒険家が、海へ投げ出される動画に思わずヒヤリ
北極圏の海で、氷山に登ろうとした2人の男性が危うく命を落としそうになる映像が撮影された。
大きな氷山が回転し、海へ落下
その2人の男性とは、探検家のMike HornさんとFred Rouxさんだ。
彼らは先日、ノルウェーと北極点の間にあるスヴァールバル諸島付近を船で移動中、大きな氷山を発見したという。
そして氷山に登ろうとしたところ、大きな氷の固まりが回転し始め、2人は海へ落下。危うく氷山や海に飲まれそうになる。その時の映像がこちら。
30年間のキャリアをもつプロの冒険家
当時、この海域の水温はマイナス2℃。しかし幸運なことに、発生した波に押し流され、2人は氷山の下に落ち込むことはなかったそうだ。
氷山に登っていた男性の1人は、南アフリカ出身のMike Hornさん(54)で、彼は30年間もプロの冒険家として活動を続けてきたという。
実際に、Hornさんは以前もブラジルのアマゾン川を単独で泳いだり(場所や長さは不明)、2001年には他の乗り物に頼ることなく、1年間かけて赤道沿いに地球を一周したりしたそうだ。
そしてこれまでの冒険においても、常に適切なタイミングで適切な判断を下してきたため、わずかなアクシデントしか経験してこなかったとか。
そんなHornさんも、今回の事故については「ミスを犯してしまった」と反省しているという。(了)
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『ローマの休日』がカラーで蘇る、日本でAIを使ったプロジェクトが進行中
現在、日本で映画『ローマの休日』をカラー化するプロジェクトが進められているのを、ご存知だろうか。
登場人物の動きも滑らかに
このプロジェクトをすすめているのは、京都大学映画カラー化同好会「十人十色」のメンバーだ。
彼らはAIや最新の画像処理技術を使い、不朽の名作『ローマの休日』をカラー化し、現代に蘇らせる取り組みをすすめているという。
しかも2時間弱の本編全てをカラー化するだけでなく、フレーム(コマ)とフレームの間をAIによって補完することで、フレームレート(1秒間の動画で見せる静止画のコマ数)を増幅させて、登場人物の動きを滑らかにさせ、高画質化にも取り組む予定だとされている。
フレームレートを高めるとはどういうことか?例えば50コマを10秒で見るのと、100コマを10秒で見る場合、後者の方が滑らかな映像になる。1秒間のコマ数(フレームレート)を高めれば、それだけ滑らかになるという仕組みだ。
『ローマの休日』は1953年に製作されており、日本では著作権の保護期間が終了し、パブリックドメインとなっているため、このような試みができるという。
2日間で目標を達成
彼らはこのプロジェクトを進めるに当たり、つい先日資金調達のためのクラウドファンディングのページを開設した。
そして開始からすでに2日間で目標金額の50万円を達成。現在も多くの支援が寄せられている。
スケジュールとしては、10月末までクラウドファンディングを行い、それ以降から実際の作業に取り掛かるという。
このプロジェクトが完成した場合、カラー化された『ローマの休日』は、専用のホームページを立ち上げて販売される予定だ。(了)
出典元:Makuake:『ローマの休日』をAIを用いてデジタルリマスターする
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