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フィンランドのビーチに無数の丸い氷が出現、波打ち際を埋め尽くす

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Instagram/rismatti

フィンランドのビーチが卵の形をした丸い氷に覆われるという、ちょっと珍しい現象が起き、その様子が撮影された。

 

フィンランドの島のビーチに出現

 

この丸い氷が現れたのは、フィンランドスウェーデンの間に広がる、ボスニア湾のハイルオト島とされている。

 

マチュアカメラマンのRisto Mattilaさんは、偶然この景色を撮影。BBCの取材にも、次のように答えている。

 

「私はMarjaniemiビーチに妻とともにいました。空は晴れていて、気温はマイナス1℃。とても風が強い日でした。そこで私たちは驚くような現象を目撃したのです。波打ち際にビーチに沿って雪や氷の卵があったのです」

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大きいものはフットボール・サイズ

 

Ristoさんによれば、氷のボールは30mのエリアを覆い尽くしており、一番小さいもので卵サイズ、大きいのはフットボールほどもあったという。

 

またRistoさんは、「この付近に25年も住んでいるが、このような光景は今までに一度も見たことがない」と語っている。

 

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天気の専門家であるBBCのGeorge Goodfellow氏によれば、この氷のボールは一般的には、氷床の断片から形作られるという。

 

それらは波によって衝突し合い、より丸くなり、海面が凍りつくと大きく成長し、表面が滑らかになるそうだ。

 

さらに風に吹かれてビーチに流され、潮が引いた時にその場に残されると語っている。

 

このような氷のボールは過去にも目撃されており、2016年にはシベリアのNydaで、大きな氷のボールが沿岸を18kmに渡って覆い尽くしたという。

 

しかもその時の氷はテニスボールほどの大きさから、直径約1mのものまであったと言われている。(了)

 

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