フィリピンのワクチン接種会場で、ゾンビ映画が上映されてしまう
フィリピンでもすでに新型コロナワクチンの接種が進められているが、その会場で意外な映画が上映された。
ウイルスに感染し、ゾンビになる映画
フィリピンでもワクチンの接種率をあげようと、さまざまな工夫が行われているようだが、メトロ・マニラに接した町、カビーテの接種会場ではある映画が上映されたという。
それは『World War Z』。この映画は謎のウイルスに感染した人が、次々にゾンビになっていく設定なのだが、接種を待っている人がこの映画を見たそうだ。
そしてツイッターユーザーの「@hotgirlzizke」さんは、その時の写真を投稿。「私の姉妹の友人が、カビーテでワクチン接種をするため並んでいる。そこでは待っている間、映画が見られるんだけど、ちょっと疑問の残る映画のチョイス…」とツイートした。
my sister's friend is in the queue to get vaccinated in cavite and they set it up so that they can watch a movie while they wait. bit of a questionable film choice... pic.twitter.com/6Hs9Bwp5cw
— htgrlzzk (@hotgirlzizek) 2021年8月28日
賛否両論のコメント
その後、「@hotgirlzizke」さんの投稿にはさまざまなコメントが寄せられたという。
まずは映画の選び方に肯定的な人は、次のように述べている。
「ワクチン接種にとっては、素晴らしい映画だ」
「これはパーフェクトな映画。病気が人々をゾンビにするから。ゾンビになりたくなければ、ワクチンを打とう!」
また他のユーザーは次のようにコメントしている。
「『コンテイジョン』が次の映画で上映されるって想像してみて。特にパンデミックがワクチン接種で終息したことを考えると、『コンテイジョン』は素晴らしい教育的な映画になるでしょう」
「ホラー映画が(怖くて)見られない人も座っていなければならず、待っている間、映画を見なければならないって、想像してみてよ」
ちなみにコメントでは、「ワクチンを打ってゾンビになる」という発想をしたユーザーは、多くないようだ。下は映画の予告編になる。(了)
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