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クリスマスの装飾を数多く持っているおばあちゃん、ギネス世界記録に認定

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YouTube/ギネス世界記録 公式チャンネル

イギリスに住むおばあちゃんが、クリスマスツリーなどの飾りを数多く持っているとして、ギネス世界記録に認定された。

 

「飾り」を1760個も所有

 

そのおばあちゃんとは、ウェールズ南西部の街、Swanseaに住むSylvia Popeさん(78)。

 

彼女は、クリスマスツリーなどにぶら下げる飾り(ボーブル)を、なんと1760個も所有しているという。

 

このため世界で最も多くの「ボーブル」を持っているとして、ギネス世界記録に認定された。


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友人からも贈られるうように

 

Popeさんは、ロンドンにある高級百貨店「ハロッズ」やSwanseaの地元ショップなどで、数多くの「ボーブル」を購入し、集めてきたという。

 

やがて箱で購入するようになり、友人からも「ボーブル」を贈られるようになったとか。そのためPopeさんのコレクションの中には、友人などが海外旅行で持ち帰ったものもあり、形も素材も色も違う、世界各地のものが含まれているそうだ。

 

また彼女は現在も「ボーブル」を集め続けており、今年中には2000個に達することを望んでいる。

 

Popeさんは9月に飾り付けを始め、その後数カ月かけて自宅に数百個の「ボーブル」を飾りつけるという。

 

中でもお気に入りの「ボーブル」は、ロブスター、ハンバーガー、ビッグベン、ディズニーキャラクター、そして家族や友人が作ってくれたものだとか。

 

ギネス・ワールド・レコーズの編集長であるCraig Glendayさんは、「私たちは今、ちょっとしたクリスマスの季節の元気になるものを必要としており、こうした記録は本当に笑顔を与えてくれます」と述べている。

 

クリスマス関連の記録としては、2017年に記録された12万4969件の「お願い」となる「サンタへの最長願いリスト」や、2019年に認定された3.2mの最大クリスマス雪片オーナメントがあるという。(了)

 

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頭の内部が透けて見える深海魚「デメニギス」の撮影に成功

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YouTube/MBARI

先日、科学者たちが、頭が半透明な深海魚の撮影に成功し、その動画が公開されている。

 

カリフォルニア州沖で発見

 

その魚とは、「バールアイフィッシュ(和名:デメニギス、学名:Macropinna microstoma)だ。

 

撮影に成功したのは、アメリカのモントレー・ベイ水族館研究所(MBARI)の科学者たちだ。

 

彼らはこの珍しい魚を見るために、カリフォルニア沖の太平洋海底に5600回以上も潜水機を潜らせて、探っていたという。

 

そして先日、モントレー海底峡谷の水深約650メートルで、「バールアイフィッシュ」を発見。撮影に成功した。その動画は12月9日に、YouTubeツイッターに投稿されている。

 


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これまで9回しか発見されていない

 

「バールアイフィッシュ」は、頭部が半透明で、内部を見ることができ、緑色の球体のような目を持っている。

 

すでにネットでも紹介されているが、2000年代にMBARIの科学者が初めて発見するまで、その存在すら知られていなかったという。

 

また珍しい魚らしく、これまでも自然界で9回しか目撃されていないそうだ。

 

上にいる獲物を見つけることができる

 

「バーレイフィッシュ」の目は非常に光に敏感で、頭上や前方などを見ることができるという。

 

また真上に目を向けることで、上にいる獲物の影をとらえることができ、目の中の緑色の色素が海面からの太陽光を遮断するのに役立っていると考えられている。

 

体の大きさは、最大で15cm。動物プランクトンや甲殻類、小魚やクラゲなどを食べると言われている。

 

ベーリング海から日本、メキシコのバハ・カリフォルニア州に分布し、通常、水深200〜1000mの「トワイライトゾーン」に生息しているそうだ。下は2009年に公開された動画となる。(了)

 


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珍しい仲良しコンビ、ミーアキャットがネコの背中をマッサージ

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YouTube/Caters Clips

ロシアで、ミーアキャットとネコが仲良く過ごす、かなり珍しい様子が撮影された。

 

女性が飼っているネコとミーアキャット

 

その場面が撮られたのは、シベリア西部の街、オムスクだ。

 

その街に住む、パーマネント・メイクアップ・アーティストのAlena Parfilovaさん(28歳)は、ミーアキャットの「Lialia」とネコの「Myshka」を飼っているという。

 

そして先日、ミーアキャットがネコの背中をマッサージしている様子を撮影、TikTokに投稿した。

 

 

うっとりした声を漏らす

 

動画をよく見ると、ネコの「Myshka」が、ミーアキャットの「Lialia」のマッサージによって、気持ちがよさそうに、うっとりした声を漏らしている。

 

もっともParfilovaさんは、ミーアキャットがマッサージしているとは考えておらず、「Lialia」自身も何をしているのか理解していないのではないか、と述べている。

 

ただそれでも2匹は喧嘩をやめて、楽しいひと時を過ごしたという。

 

それにしてもミーアキャットとネコの組み合わせとは、かなり珍しいと言えるだろう。

(了)

 

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米の竜巻により、1枚の白黒写真が200km離れた場所で見つかる

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Twitter/Katie Posten

先日、アメリカで竜巻が発生し、大きな被害を出したが、その後一枚の写真がかなり離れた場所で見つかった。

 

車のフロントガラスにあった白黒写真

 

その写真を発見したのは、インディアナ州の街、ニューオルバニーで暮らす女性、Katie Postenさんだ。

 

彼女によれば12月11日の朝、車道に止めていた自分の車に向かう時、フロントガラスにメモかレシートのようなものが挟まっているのに気付いたという。

 

手に取ってみるとそれは白黒写真で、そこにはヘッドスカーフを身につけた女性が、小さな男の子を膝の上に乗せている姿が映っていたそうだ。

 

また写真の裏面には、「Gertie Swatzell & J.D. Swatzell 1942. 」と書かれていたとか。

 

ケンタッキー州の家族のものと判明

 

当時竜巻は、彼女の家のそばにも近づいていたため、Postenさんは、この写真が竜巻に襲われた家からのものに違いないと判断。写真の持ち主を探すため、ツイッターフェイスブックにそれを投稿した。

 

その写真は多くの人によってシェアされ、やがて持ち主が判明。Cole Swatzellさんと連絡が取れ、写真がケンタッキー州のドーソンスプリングスに住む家族のものだと教えてくれたという。

 

ケンタッキー州のドーソンスプリングスは今回の竜巻で被害を受けており、Postenさんの住むインディアナ州のニューオルバニーから直線距離で、約209kmも離れている。200kmといえば、日本では東京から静岡、福島、新潟付近にあたる。

 

つまりそこまで一枚の写真が飛ばされていたことになる。

 

過去には370kmも移動した紙屑も

 

ただしこのようなことは決して珍しいことではなく、1920年代に記録されたある事例では、紙くずがミズーリ州の玄関からイリノイ州南部まで230マイル(約370km)も移動したという。

 

また紙くずは風に乗り、時には地上から3万〜4万フィート(9km~12km)の高さに達することもあるそうだ。

 

Postenさんは今週中に、写真をSwatzell家に返す予定だという。(了)

 

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シンガポールで英男性がカワウソに襲われケガ、「死ぬかと思った」

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flickr_Brian Evans

シンガポールでは街の中にカワウソが生息しており、時折目撃することがあるが、先日イギリス人の男性が襲われる出来事が起きたという。

 

ラソンしていた人が群れに突っ込む

 

その男性とは、シンガポールに在住しているGraham George Spencerさんだ。

 

彼は11月30日の朝、友人と散歩をし、市営の植物園の入口に来たところ、目の前に子連れのカワウソ20匹ほどを目撃したという。

 

そこへマラソンをしている人が現れ、まだ暗かったせいか、そのままカワウソの群れに突っ込んでしまったそうだ。

 

その後、ランナーはそのまま走り去ったが、カワウソは狂暴になり、Spencerさんに襲い掛かってきたという。

 

足を噛まれ転倒、26カ所の傷

 

カワウソは彼の足首を噛み、Spencerさんは地面に倒れた。さらにカワウソは彼の足とお尻を噛み始め、顔を守ろうと手を挙げた彼の指を噛んだものもいたとか。

 

一緒にいた友人は大声で叫んで、何とかカワウソを追い払ったが、ビジターセンターに助けを求めようと向かったところ、再びカワウソに追いかけられたという。

 

結局、Spencerさんは病院で治療を受けたが、26カ所の傷の一部を縫う必要があり、破傷風の注射と抗生物質を投与された。

 

「死ぬかと思った」

 

SpencerさんはStraits Times紙の取材に対し「実際に死ぬかと思いました」と語っているが、同時にカワウソが潜在的な脅威から子供を守ろうとしたのは当然のことだとも語っている。

 

その上で、人々がカワウソに対して、慎重になってくれることを願っていると述べている。

 

カワウソを撮影している地元の写真家・Bernard Seah氏によれば、Spencerさんを襲ったカワウソは大人9匹と赤ちゃん6匹の家族で、「人間に慣れていて、とても忍耐強く寛容」だという。

 

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米でマウンテンライオンの赤ちゃんを発見、母親が現れず保護される

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National Park Service

アメリカで、複数のマウンテンライオン(ピューマ)の赤ちゃんが発見され、現在動物病院に保護されているという。

 

生物学者が一時的に保護

 

その赤ちゃんは当初4匹おり、11月29日にカリフォルニア州のサウザンドオークスにある、山麓近くのオフィスビルの外で発見されたという。

 

4匹は、生後6週間しかたっていないと考えられ、ピクニックテーブルの下にいるのを人間に発見されたと報じられている。

 

その後、しばらく赤ちゃんの母親が現れるのを待っていたが、姿を見せなかったため、一旦州の魚類野生生物局の生物学者が子猫を預かり、検査をしたそうだ。

 

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National Park Service

仮の巣穴で母親を待つことに

 

4匹の赤ちゃんは、臨時の名前として「P-100」「P-101」「P-102」「P-103」と名付けられたという。

 

そして小型の無線機がついた首輪を装着され、現場近くにある仮の巣穴に入れられ、夜に母親が現れるのを待つことになったとか。

 

その巣穴はカメラで監視されていたが、結局母親は現れず、12月2日の未明には4匹のうち2匹が死んでいるのが確認された。

 

このため生物学者らが、生き残った2匹を保護し、オレンジ郡の動物病院へ搬送したという。

 

今後、マウンテンライオンの赤ちゃんたちは、終の棲家が見つかるまで、オレンジ郡の動物園に一時的に収容されることになるそうだ。(了)

 

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イギリスでバンクシーのTシャツを販売、店の前に長蛇の列ができる

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Instagram/banksy

イギリスで、バンクシーのTシャツが販売され、多くの人が求め、店の前には長い列ができたという。

 

限定版のグレーのTシャツを販売

 

バンクシーは12月11日、自らのインスタグラムを更新し、限定版のグレーの記念Tシャツの写真を投稿した。

 

このTシャツは、バンクシーが拠点にしているイングランドの街、ブリストルにあるさまざまなお店において1人1枚限定で販売され、多くの人が買い求めたという。

 

Tシャツには、ある銅像の台座にロープが垂れ下がり、付近に瓦礫が散乱している様子が描かれ、「ブリストル」の街の名前がデザインされている。

 

 
 
 
 
 
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銅像を引き倒した被告を支援するため

 

実はこのTシャツは12月13日から裁判にかけられる4人の被告たちを支援するために作られ、販売されたという。

 

その4人は昨年6月7日、「ブラック・ライブズ・マター」の抗議活動に参加する中で、奴隷貿易商の「エドワード・コルストン」の像を引き倒したとして、起訴されていたそうだ。

 

バンクシーはインスタグラムで次のように述べている。

 

「来週、ブリストルのコルストン像を引きずり下ろした罪で起訴された4人が裁判にかけられます。この機会に、お土産用のシャツを作りました。明日から市内の様々な店舗で販売します。すべての収益は被告に寄付され、彼らはパイント(ビール)を飲みに行くことができます」

 

そしてTシャツは販売されるとたちまち注目を集め、店の前には長い行列もでき、その後ネット上で転売されて9000ポンド(約130万円)の値もついた、と言われている。(了)

 

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