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湖の氷に毎年絵を描いているアーテイスト、今年は巨大なキツネを描く

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Twitter/Pasi Widgren

毎年、氷の上に絵を描き続けている、フィンランド人の建築デザイナーが注目を集めている。

 

90mもの巨大なキツネの絵

 

そのデザイナーとは、Pasi Widgrenさん(40)だ。

 

彼はこれまで6年連続で、雪かきスコップを使って凍った湖に絵を描いてきたという。

 

そして今年も12月4日に、ヘルシンキの北にあるPitkajarvi湖を訪れ、90mもの巨大なキツネの絵を描いた。それがこちら。

 

過去にはクマやフクロウを描いたことも

 

Widgrenさんは2016年から凍ったこの湖で絵を描きはじめ、以前はクマやフクロウを描いたこともあるそうだ。

 

ただし絵の上に雪がさらに降ったり、氷が溶けたりすると、その絵は消えてしまう。

 

また氷が割れても、自分自身を救えるようにアイス・オウル(アイスピックのように氷を突き刺す道具)も用意しているという。

 

 

今回もまず湖についた時、作業するのに氷が十分な厚さを持っているかをチェック。その後、キツネのイメージに合うように、輪郭をスケッチし、それからシャベルを使って描き始めたそうだ。

 

そして4時間後、絵が完成した時、Widgrenさんは湖のそばにある崖の上に登っていき、そこで完成した絵を見下ろしながら、コーヒーを飲み、思い出に写真とビデオを撮ったという。

 

ただし12月6日には、少し雪が降ったため、キツネの絵はあまりよく見えなくなったそうだ。(了)

 

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