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トランプ大統領に皮肉られたグレタ・トゥンベリさんが、ツイッターで鮮やかな仕返し

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23日の国連気候行動サミットで、熱のこもったスピーチをして話題になっている16才の環境活動家グレタ・トゥンベリさん。

 

トランプ大統領が、同日の夜、その彼女をからかうようなツイートをしたことはすでに多くのメディアが伝えている。

 

だが、それに対してグレタさんが、ユーモアのある反撃をしたことはあまり知られていない。

 

大統領の言葉をそっくり使って反撃

 

話題になっているトランプ大統領のツイートは、次のようなものだ。これに、彼女の演説のビデオが添えられている。 

She seems like a very happy young girl looking forward to a bright and wonderful future. So nice to see!

(彼女は明るく素晴らしい未来を夢見る、とても朗らかな女の子のようだ。見ていて微笑ましい) 

これに対して16才のグレタさんは一歩も退かず、自身のツイッターのプロフィールを変更することで反撃した。

 

以前の自己紹介プロフィールは「16 year old climate activist with Asperger(16才、アスペルガーの環境活動家」だったが、翌日24日には、トランプ大統領が言ったことと同じ内容に変更されていた。(現在は元に戻っている)

A very happy young girl looking forward to a bright and wonderful future.

(明るく素晴らしい未来を夢見る、とても朗らかな女の子) 

ツイッターでの反応は

 

国連での彼女のスピーチには賛否両論がある。地球温暖化の危機が差し迫っていることを見事に訴えた、という賞賛の声がある一方、スピーチの効果を高めるために怒っているふりをしているだけだ、と批判する人たちもいる。

 

彼女のプロフィール変更は、ジャーナリスト・Lauren Gambinoさんのツイートで拡散された。そのツイートに集まった返信は、多くがグレタさんを支持するものだ。

(だからトランプは、勇気を出して彼女と直接話そうとはしないんだわ)

(悲しいかなドナルド・トランプは、ウィットを用いた戦いでは、なんの武器も持っていない……)

(頭のいい女の子とツイッターで戦いを始めても負けるだけっていうのが、年取った人たちはいつになれば分かるのかしら)

(この戦いはフェアじゃないよ。彼女は自分と同等の高いIQがある人とやり合うべきだ。笑)(了)

 

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どれも本物みたい!アーティストが作るリアルすぎるケーキが話題に

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Instagram/lukevincentini

あるアーティストが作った、本物そっくりのケーキがSNSで紹介されている。

 

世界的に有名な菓子店で働く

 

そのアーティストとは、アメリカのニュージャージー州に住むLuke Vincentiniさん(23)だ。

 

彼はLanoka Harborの街にある世界的にも有名な洋菓子店、「Carlo’s Bakery」でケーキ・アーティストとして働いているという。

 

そんなVincentiniさんは、コーヒーカップやスナックの袋など身近にあるものを、そっくりなケーキに変えてしまうそうだ。

 

表面の光沢や質感も表現

 

それでは完成品をご紹介しよう。まずは木。どうみても本物にしか見えない。

www.instagram.com

次はイチゴ。小さな種の部分も細かく表現。

www.instagram.com

さらにスナック「ドリトス」の袋。表面の光沢や質感まで見事に表現している。

www.instagram.com

こちらのコーヒーカップも見事。

www.instagram.com

Vincentiniさんは、このようなケーキを作るのに14時間もかけることがあり、しかも味も美味しいとか。

 

彼のケーキは動画でも紹介されているのだが、見た人からも「ワォ、トップ5に入る驚きのビデオだね」や「これは驚きだ!この男性はすごいスキルを持っている」「このドリトスの袋は驚くほどリアルだ」といったコメントが寄せられている。

 

Vincentiniさんのインスタグラムには、まだまだ多くのケーキがあるため、ぜひご覧いただきたい。(了)

 

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前例のない救出作戦、アフガンで負傷した米兵士をノンストップで本国へ空輸

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flickr_Michael Pereckas

戦闘が続いているアフガニスタンで、負傷した兵士に対する大規模な救出作戦が行われた。

 

榴弾で片手と片足を失った米軍兵士

 

いまだにタリバンの自爆攻撃が続くアフガニスタンでは、先週も自爆テロが起き、48人が死亡。今年だけでも17人の米兵が殺害されたのだという。

 

また100人以上がケガを負い、そのうちの何人かは重傷を負ったそうだ。

 

そんな負傷者の1人である米兵士は先月、戦闘の際に投げられた手榴弾のせいで、片腕と片足を失った。しかも命の危険があったため、3機の軍用機と18人の医療スタッフ、2万4000ガロンの燃料、26ガロンの血液を使った、大規模な救出作戦が行われた。

 

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flickr_The U.S. Army

他の兵士たちが献血のため列を作る

 

負傷した兵士はBagram空軍基地で手術を受け、血液が足りないため指揮官は他の兵士たちにも、輸血に協力するよう要請したという。

 

このため空軍基地の病院の外では、100名以上の兵士が自らの血液を提供するために、列を作って並び続けたという。

 

その後、今度は空軍が行動を起こした。

 

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flickr_TMWolf

アフガンから米本土までノンストップ

 

ドーバー空軍基地を拠点にしていたC-17輸送機のクルーはドイツを飛び立ち、アフガニスタンへ。

 

その後、負傷した兵士を乗せて、故郷のアメリカ・テキサス州まで8000マイル(約1万3000km)のノンストップ飛行を続けたそうだ。

 

無論、ノンストップで飛行を続けるためには、燃料が必要になる。

 

このためC-17は、ヨーロッパ上空とアメリカのメイン州で、2度に渡って空中給油を受けたという。

 

この救出作戦は「REACH 797」と名付けられ、C-17の隊長であるDan Kudlacz少佐も、このようなミッションは初めてだと語っている。(了)

 

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NASAの探査機「ジュノー」が、木星の表面にできた日食の影を鮮明にとらえる

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flickr_Kevin Gill


NASAの探査機「ジュノー(Juno)」が、木星の表面にできた衛星の影をはっきりととらえた。

 

最も木星に近い衛星「イオ」の影

 

探査機「ジュノー」は9月11日に、22回目となるミッションを行い、木星に接近したという。

 

そして衛星である「イオ」が太陽の光を受け、その影を木星の表面に落とす様子をとらえた。

 

「イオ」木星の強い重力によって生み出される熱のせいで、太陽系の中でも最も火山活動が活発な星とされている。

 

また4つある巨大な衛星の中でも、最も木星に近い軌道を周回しているため、このようにはっきりとした影が作られたそうだ。

 

 

 

 

53日おきに木星に接近

 

「ジュノー」は木星に到達するまでに5年かかっており、以来3年以上も木星の軌道を回り続け、53日おきに接近を繰り返してきたという。

 

そのたびに可視光カメラ「JunoCam」で撮影した、鮮明な画像データを地球へ送り、研究者らが未加工の画像データをネット上にアップロードしてきたそうだ。

 

そしてこの未加工の画像データは、グラフィックアーティストなどの画像制作者がボランティアで、美しいカラー画像に加工処理を施してきたと言われている。

 

また「ジュノー」は木星の大気や内部を研究するためにデザインされたさまざまな装置を備えており、これらを駆使し、木星を構成している物質や重力、磁場を研究し、さらに時速617kmで吹き荒れる風なども観測しているという。(了)

 

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レモネードを販売している少女の元へ、感謝を込めて多くのバイカーが集まる

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Facebook/Joe Sloppy


アメリカである少女が販売しているレモネードの屋台に、多くのバイク乗りの男女が訪れ、注目を集めている。

 

バイク乗りの男女が現れる

 

その出来事が起きたのは9月15日(現地時間)、場所はインディアナ州の街、チリ

とされている。

 

当時、8歳になるBryanne Sturchちゃんは、道路脇に建てられた屋台で、冷たいレモネードを販売していたという。

 

するとそこへ続々と、バイク乗りのグループ「Milwaukee Iron motorcycle」のメンバーが現れ、レモネードを買い、乾いた喉を潤したそうだ。

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Facebook/Joe Sloppy

昨年、メンバーが交通事故に遭う

 

Bryanneちゃんの母親のDaryn Sturchさんによれば、2人は昨年の9月に、偶然交通事故が起きた現場に遭遇したという。

 

その事故には「Milwaukee Iron motorcycle」のメンバーが複数巻き込まれ、ケガを負ったそうだ。このため看護師のDarynさんはケガを負った人を介抱するなど、できる限りの支援を行ったとか。

 

そのことを「Milwaukee Iron motorcycle」のメンバーは忘れていなかった。彼らは約1年後の15日、BryanneちゃんとDarynさんを驚かすために2人の元を訪れ、レモネードを買い求めたという。

 

そしてBryanneちゃんの祖父がこの様子を撮影、その後フェイスブックに投稿した。それがこちら。下のリンクを押すと、動画が見られます。

www.facebook.com

69万回以上も再生される

 

この動画は9月15日に投稿されてから現在までに69万回以上も再生されており、動画を見た人からも「良くやった兄弟、姉妹たち」や「これはなんてカッコいいんだ!」「すごい」「神の祝福を」といったコメントが寄せられている。

 

母親のDarynさんは次のように語っている。

 

「私が皆さんに覚えておいて欲しいのは、一歩下がって見てほしいということ。また私たちが異なる見方をしたり、異なる話をしたり、異なった服を着たり、異なった関心を持っていたりすることを理解して欲しいと思っています。でもだからといって、私たちが異なっていることは、同じ核となる価値を共有できないということを意味しているわけではないのです。それは相手への敬意や愛、親切、そして他の人々に尽くしたいという思いなのです」

 

彼らの訪問によって、Bryanneちゃんはとても喜んだという。(了)

 

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アシカもスマホに興味津々、水槽の窓越しに画面を見つめる様子がかわいい

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Instagram/mattevp

アメリカの水族館でスマホをのぞき込む、ユニークなアシカの姿がとらえられた。

 

水槽の窓越しにスマホをかざす

 

その動画が撮影されたのは9月15日、場所はイリノイ州のシカゴにある「Brookfield動物園」とされている。

 

動画に映っている男性は、Matthew Feilenさん(36)。彼は近寄ってきたアシカに対し、水槽のガラス越しにスマホをかざしたという。

 

するとアシカは興味深そうに画面を覗き込み、じっと見つめていたそうだ。その様子がこちら。

 

www.instagram.com

湖やペットの写真を見せていた

 

Feilenさんによれば、彼はアシカに、その日撮影した写真、ミシガン湖やペットの画像などを見せていたという。

 

そしてアシカは1分近くスマホの画面をのぞいた後、別の場所へと泳いでいったそうだ。

 

ただ近くにいた2人の子供は、アシカが画面を見つめている姿に喜んでいたとか。

 

現存しているアシカには6種類おり、それぞれカリフォルニア・アシカやオーストラリア・アシカ、ガラパゴス・アシカなどがいるが、二ホン・アシカは絶滅してしまったという。

 

知能が高いとされるアシカ。珍しい光景を前にして、かなり興味が湧いたのかもしれない。(了)

 

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運河から出れなくなったイルカの親子を、水中人垣で助けた【動画】

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Facebook/NOAA Fisheries Service

米国フロリダ州の運河に迷い込んでしまったイルカの親子が、海洋生物学者たちの手で無事に外海に戻された。

 

そのために学者たちが使った手段が意外だ。彼らはイルカを捕獲するのでなく、水中に並んで人垣を作り、イルカを海まで追いやるようにした。

 

運河から出れなくなったイルカの親子

 

フロリダ州セントピーターズバーグの運河にイルカが入り込んでいる——9月15日、フロリダ州魚類・野生生物保存委員会(FWC)にこんな通報が入った。

 

市内のフォッシル公園(Fossil Park)に近い運河のその場所には、確かに2頭の親イルカと2頭の子供のイルカが泳いでいた。4頭とも元気だったので、FWCの専門家たちはそのまま様子を見ることにしたという。潮が満ちてくれば自力で海に戻るだろう、という目算があったらしい。

 

ところが、3日経ってもイルカはその場所から動かない。イルカたちが海に戻るには、近くにある橋の下をくぐらなければならないが、その橋は人が頻繁に行き来するうえに、運河の水面ぎりぎりの高さにある。それが恐くてイルカは橋の下を通れなかったのだろう、とFWCの専門家は言っている。

 

人垣を作ってイルカを押し出すようにした

 

いつまでも運河に居るイルカを海に戻すため、FWCは、アメリカ海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration)、クリアウォーター・マリーン水族館(Clearwater Marine Aquariumf)と協力して、人垣作戦を実施した。運河に入った人たちが一列に並び、イルカを追いやりながら、海への出口であるリビエラ湾まで進んでいくという作戦だ。(下のリンクをおすと動画が見られます)

 

www.facebook.com

網で捕獲しても良いが、そうするとイルカを傷つける可能性がある。加えて、不必要に怯えさせることにもなる。その点人垣は、イルカに与えるストレスが少ない。

 

ボランティアで人垣になったのは、3つの組織の海洋生物学者たち。そのうちの一人、FWCのAndy Garrettさんは海外メディアにこう話す。

 

(最初のうち)イルカは人垣に興味を持って、こちらに寄って来ました。私たちのことをいろいろ調べたかったのでしょう。

 

Garrettさんたちは一斉に水面を手で叩くなどして、音に敏感なイルカを問題の橋の方へ追いやった。イルカたちは橋を通り抜け、その後も人垣に追われながら、45分後には海に帰ったそうだ。(了)

 

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